マンションオプションの選択肢としては定番の壁材「エコカラット」。

その「調湿性」や「空気清浄」といった機能に加え、デザイン性の幅広さが根強い人気です。クロスを貼っただけの壁よりもグンと見栄えがアップするエコカラット、今回は効果的な魅せ方、薄型テレビとの抜群の相性、そして施工時のポイントをご紹介します。

 

マンションオプションの定番、エコカラットの魅せ方

▲施工事例／大阪府泉佐野市F邸 PART２より

 

華やかさも、重厚感も。エコカラットの実力が光る「リビング」

毎日家族が集まって長い時間を共にし、ときにはゲストにくつろいでいただく場所にもなるリビング。家の中でも主役級の演出が欲しいところです。デザイン性に富んだエコカラットですから、その点はお任せ。温かな木目調、重厚感のある石材調、ナチュラルテイストのレンガ調など、広範囲に施工してもなお決して飽きのこないデザインが豊富です。

リビングのエコカラットを考える際は、「お部屋全体のトーンに合わせたエコカラットにするか」あるいは「お気に入りのエコカラットを主役にしたインテリアにするか」を選んでみては。長く目にすることになる場所ですから、トータルコーディネイトの視点が大事です。

 

ファーストインプレッションをエコカラットで決める「玄関」

玄関の扉を開けるたび、「やっぱりこの家にして良かった！」と思えたら最高ですよね。「玄関＋エコカラット」は、そんな幸せを実現するのにぴったりの組み合わせです。

家の顔とも言える玄関ですから、家族だけでなくお招きしたゲストにどう感じてほしいかイメージすることが大事。ご自身にしっくりくるようなキーワード、例えば都会的、オーガニック、スタイリッシュetc.を思い浮かべて、イメージが一致するようなエコカラットを探してみてください。毎年のように新作デザインが発表されるエコカラットですから、必ずピンと来るものがあるはずです。

 

エコカラットの調湿機能に期待、デザインのアクセントとしても

閉めきりがちな空間や行き来の少ない居室では、臭いや結露があまり気にならなくなったなど、エコカラットの機能性を感じているお客さまの声もお聞きします。エコカラットには日本の風土に合わせて開発された「調湿機能」があり、心地よい湿度が保たれるとされています。この機能を実感として得られるかどうかは施工条件や感じ方にもよりますが、期待を込めて施工するのもひとつの選択肢です。

また、寝室やトイレといった限られた空間では、デザインのアクセントとして施工するのもオススメ。エコカラットの中でも個性的なモザイクやファブリックのパターンを選べば、絵画を飾るような楽しみ方ができます。

 

▲施工事例／東京都新宿区S邸より

 

「エコカラット×壁掛けテレビ」の組み合わせが選ばれる理由

 

壁掛けテレビが映える！　エコカラットの質感との好相性

日本のリビングからブラウン管テレビが姿を消して丸十年が経とうとしています。壁掛けテレビの形状に合わせて選ばれるようになったインテリアのひとつがエコカラット。事実、テレビの背面にエコカラットを施工したいというお声は、リマンションにも多く寄せられています。

「エコカラット×壁掛けテレビ」に加えて、「間接照明」をご希望のお客さまも。壁掛けテレビの周辺はすっきりとさせたいけれど、もう少しドラマチックにしたいという方が間接照明をリクエストされます。間接照明によってエコカラットならではの凹凸のある質感がより美しく引き出されるので、工事後の雰囲気がガラッと変わるのです。「エコカラット×壁掛けテレビ×間接照明」が王道パターンとして定着しつつあります。

 

▲施工事例／東京都H邸より

 

壁掛けテレビにすることで新たに生まれる、暮らしの利便性

テレビは薄型になりましたが、実際に壁掛けにしている方はまだ少数かもしれません。せっかく家を買うタイミングですから、施工の段階で壁掛けを検討してみてはいかがでしょうか。壁掛けにしてもテレビボードは欲しいし、あまり興味がないな……と思っている方にこそぜひ知っていただきたいのが、壁掛けにした際のメリットです。

まずテレビが鎮座しているスペース。まるで掛ける収納のように、すっきりと省スペースが実現します。テレビボードを置きたい方なら特に、ホコリがたまりにくく掃除が楽になることもポイント。また、薄型テレビを視聴する際には「テレビの縦サイズ×3倍の距離」を保つのが適正とされています。壁掛けにすることでテレビ台に置いた時より僅かながら距離が生まれるため、部屋全体にスペースの余裕が生まれるのもメリットです。

 

「壁掛けテレビ」は日本人にとって欠かせない地震対策

家を買うにあたって、耐震構造を調べたり、その街のハザードマップを調べたりされる方は多いはずです。家具の耐震性について調べている方もいらっしゃることでしょう。そんな中で見落とされがちなのが「壁掛けテレビも地震対策」という事実。

地震が起きた際、テレビボードに置いていたテレビが倒れて落ちたという経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。壁掛けテレビは必ず強度の高い金具でしっかりと固定するのが基本。地震が起きても「落ちてくる」心配はまずありません。地震がいつ起きるか分からない国に住んでいる私たちにとって、「壁掛けテレビ」は地震対策につながる選択肢だと言えます。

 

壁にかけるだけ、ではない「エコカラット×壁掛けテレビ」

 

割れない？　落ちない？　「エコカラット×壁掛けテレビ」

ここまで読んでくださった方なら、エコカラットの特性についてご存知の方も多いかもしれません。実はエコカラットは衝撃に弱く割れやすいもの。そのため、壁掛けテレビを固定するための金具をネジで止める、という工程が困難なのです。

 

▲施工事例／大阪市中央区A邸より

 

ただし「じゃあエコカラットに壁掛けテレビなんて不可能では？」と思うのは早計。下準備さえしっかりしていれば「エコカラット×壁掛けテレビ」はもちろん可能ですし、しっかり安全に固定されます。それは、下地材をかませて壁を補強すること。この下地材に金具を取り付けることで、エコカラットに負担がかからず、確実な取り付けが可能になります。

 

プロの仕上げで安心・安全！　「エコカラット×壁掛けテレビ」

私たちがエコカラットの施工と壁掛けテレビの設置に入らせていただく場合は、エコカラット施工の前に下地材を設置し壁を補強します。壁の奥にある間柱という部分に打ち付けるため、下地材があることで安全性が約束されます。下地材による補強が終われば、あとはここに金具を取り付け、周りにエコカラットを貼り付けていくという手順です。

また、壁掛けテレビでは悩みの種になりがちな配線周り、テレビボード等の周辺環境も私たちにあらかじめご相談いただくことで、臨機応変に対応いたします。見えない部分に職人が丁寧で美しい仕上げを施し、まるで「壁にかけただけ」のような見栄えが完成します。

 

オプションでも引き渡しまでじっくり検討・プロに相談で満足度アップ

マンションオプションの申し込みスケジュールは非常に短く、熟考できないケースが多いもの。リビング、玄関、テレビ周り、どこに施工するにしても実際に住む空間に身を置いて、どのエコカラットがイメージ通りに施工できそうか最後まで考えたいですよね。

リマンションにご相談いただければ、デベロッパーが決めたマンションオプション工事のスケジュールに縛られる必要はなくなります。じっくりサンプルを見比べイメージに近いものをピックアップして内覧会に参加できるから、最終的には実地で判断してくださればOK。

 

エコカラットの施工、そこにあわせた壁掛けテレビの設置なども含め、じっくり検討・プロに相談で満足のいく仕上がりを手に入れてください。

 

「エコカラット×壁掛けテレビ」はプロに相談、安心・満足の結果を。

どこまでも追加したくなるマンションオプション。中でもエコカラットは見た目を大きく左右するポイントです。根強い人気のエコカラットと壁掛けテレビの組み合わせを選ぶなら、ぜひ一度リマンションにご相談ください。経験に基づいたアドバイスと安心の施工をお約束します。