プランナーが提案する、美しく見せるタイルの割り付け方
こんにちは!
東京営業所プランナーです。(東京営業所プランナーの書いた記事一覧はこちら)
日に日に暖かくなり、春の訪れももうすぐそこですね。
東京営業所の近くでも、春は川沿いに桜がきれいに咲くので、今からとても楽しみにしています♪
さて、今回は「タイルの割り付け」について。
タイルやエコカラットには、規格のサイズがあります。
600×600mm、600×300mm、大判のものでは1000mmを超えるものなど様々ですが、設計の際には、よりきれいに見えるタイルの割り付けに考慮しています。
こちらはまだ設計中の段階ですが、人気のエコカラット「ストーングレース」と家具を組み合わせています。
ストーングレースの規格サイズは606×303mmなので、TVボードの上に5列×5段と割り付けが良くなるように家具の寸法を調整しています。
また、こちらの施工事例はTVボード+壁面リブ材+600×300規格タイルの組み合わせです。
タイルの割り付けが良くなるように、リブ材の方で寸法の調整をしています。
なお、お打合せの段階では4パターンご提案していました。
タイルの貼り方には、代表的なもので「芋目地」と「馬目地」があります。
上記、4パターンのうちでは「a」・「b」が芋目地、「c」・「d」が馬目地と呼ばれる貼り方です。
芋目地は、縦横方向の目地が一直線になるような積み方のことで、則正しく伸びる芋の根に似ていることが由来とされています。
一方、馬目地は、横方向の目地を一直線に通し、縦方向の目地を半分ずらした積み方のことで破れ目地と呼ばれることもあります。
間口寸法や、タイルの種類によって「芋目地」か「馬目地」もしくは別の割り付けの方がよいのか、その相性についてはケースバイケースですので、図面に書き起こし、お打合せなどでご相談させていただきます。
以上、タイルの割り付けについてでした。