マンションのオプションにおすすめ!テレビ周りの間接照明をご紹介
家族全員が揃うリビングに、必ずあるものと言えば「テレビ」ですよね。
サイズが大きくなるほど圧迫感が出てしまいがちですが、テレビ周りの間接照明を少し工夫する事で、ショールームの様なオシャレな雰囲気になったり、映画館の雰囲気を楽しめたりと色々な楽しみ方ができます。
今回はラグジュリーな空間づくりに欠かせないマンションオプションの一つ、テレビ周りの間接照明についてご紹介していきます。
そもそも間接照明ってどんなもの?間接照明の役割や特徴をご紹介
ここからは、間接照明の役割や特徴についてご紹介していきます。
▲施工事例「大阪市北区I邸」より
そもそも間接照明にはどんな役割・特徴があるのか?
一般的な照明を直接照明と言いますが、こちらは作業をする時に手元を照らしてくれたり、リビングやトイレ、廊下など、灯りを灯すことで暗い時でも快適に生活できるようになります。
では、間接照明にはどのような役割があるのかと言うと、天井や壁に光を反射させる事でその空間を理想的な空間に演出する効果があります。
日常の快適性を高める用途で用いられる直接照明と、空間演出のために用いられる間接照明とでは、人によって重要性が分かれるところ。
ですが、せっかく新築マンションをご購入されたなら、ぜひ取り入れていただきたいオプションです。
間接照明がオシャレに見えるにはどんな設置方法がある?
部屋が何だか物足りないなぁと感じている人は間接照明をプラスする事がおすすめですが、何も考えずに設置してしまうと、何だかイマイチになってしまいます。
間接照明をインテリアや部屋のアクセントとして利用するには設置方法にも少し工夫が必要です。
間接照明は一般的に、光源を隠して設置します。その光源をどの様に設置するかによって、光の見え方も変わってくるので注意が必要です。
せっかく間接照明を置いても、光の当て方で、インテリアに不自然な影が浮き上がってしまっては台無しです。時には、不気味な印象になってしまうこともあります。
その為、あらかじめオプションとして間接照明を付けたい場合は、どの部屋に付けたいのか、どんな目的で付けたいのか、ある程度決めておきプロの方に相談する方が失敗も少なく安心です。
新築マンションは実際の家をすぐにご覧になれない方も多いので、照明プランを後まわしにしがちですが、間取り図を見ながら、新居に持ち込む家具の置き場所、テレビ位置などを検討しつつ、照明の置き場所についても考えてみましょう。
調光・調色機能付きのモノを選べば、シーンに合った灯りに変更できるので、おすすめです。
テレビ周りの間接照明を工夫する事で得られる効果とは?
間接照明をオプションで付けたいという方におすすめなのが、テレビ周りです。
リビングの家具の配置は、テレビの見やすさを基準に決められる事も多いですし、視聴時は家族の視線が集中する場所です。
そのため、テレビ周りに間接照明を取り入れることで様々な効果が得られます。
例えばテレビは、配線の都合で、部屋の壁側に配置される方が多いと思いますが、部屋の壁側は、間接照明を置きやすい場所でもあります。
部屋の隅に置くことで、何だか暗くなりがちなテレビ周りですが、間接照明を取り入れることで、ほんのりと光が照らされ暖かみを感じる事が出来ます。
さらに、テレビは視聴する際の画面との距離や光の強さによって、目が疲れてしまう事もありますが、間接照明があると、それらを抑える事ができるので、目の負担を和らげることが可能です。
また、映画を見るときに部屋の照明が反射してしまい暗い場面が見えづらいといった経験をした事はありませんか?
そんな時もシーリングライトなど直接照明の灯りを落とし、間接照明だけで映画を楽しむ事が出来るので、暗い画面が見えずらいといった事も防げます。
オプションとしてぜひ付けて欲しいテレビ周りの間接照明をご紹介
ここからは、マンションのオプションとしてぜひ取り付けて欲しいテレビ周りの間接照明についてご紹介していきます。
どんな種類があるのか、ぜひ確認してみて下さいね!
デザインが豊富なブラケットの間接照明
ブラケットとは、壁に取り付けることが出来る間接照明の事です。
壁に取り付ける事が出来るので、廊下や吹き抜けなど、の補助照明が必要な空間に使用する事が出来ます。
デザインはとても豊富で、電球の様な形のデザインのものや、アンティーク調のものも実に様々です。
▲施工事例「大阪市北区Y邸」より
照明としては、電球の様に光源がそのままむき出しになっているタイプのものか、光源が隠れた不透過のタイプがあります。
ブラケットの間接照明をテレビ周りに使用したい場合は、テレビに対して左右ななめ上あたりに2つ取り付けるのがおすすめです。
光源がむきだしになっているタイプだと、 眩しすぎる場合もあるので、光を調節出来るタイプのものを選ぶのがおすすめです。
天井に埋め込んでスッキリ!ダウンライト
天井に埋め込む事が出来るダウンライトはスッキリとした印象が特徴です。
一灯で空間全体を照らすのではなく、複数の照明を適度な距離感で配置して、空間全体を照らします。
淡い色合いで照らしてくれるので、玄関やエントランス等に使用する事で、さりげなく照らしてくれ温もりある空間を演出してくれます。
このダウンライトをテレビ周りに使用する場合は、テレビ画面を直接照らすのではなく、テレビ周辺に淡い光をプラスするイメージ。テレビ背面にエコカラットやアクセントクロスを貼っているなら、梁下にダウンライトを仕込んで壁を照らす、なんてプランもおすすめです。
光がテレビの画面にまで届いてしまうと、見るときに妨げになりますので、注意が必要です。
使い方は無限大!スタンドライトの間接照明
テレビの置き場所が、お部屋のコーナースペースだった場合、上記の様なダウンライトやブラケットの間接照明を使用するのは少し難しいですよね。
そんな時におすすめなのが、スタンドライトです。
スタンドライトは、自分の好きな場所に自由に移動する事が可能なので、ピンポイントで光をあてたい場所に、設置できます。
設置工事なども必要なく、コンセントにつなぐだけでOKと、作業も簡単に行えます。
また、スタンドライトとっても、床に置くフロアスタンドの大きなものから、テレビボードなどに置くスタンドタイプのものもあります。
テレビの周りに置く場合は、テレビの高さに合わせて大きさを選ぶのもおすすめです。照明工事などが必要ないので、入居してからじっくりと選べるのもうれしいポイントです。
リマンションならテレビ周りがここまで変わる!
▲施工事例「東京都中央区Z邸」より
ここからはリマンションで人気の、テレビ周りのオプション工事をご紹介!
間接照明と一緒に、アレもコレもプラスすれば、理想の空間が叶うはず。早速ご覧ください。
意外な間接照明の使い方等もありますので、ぜひチェックしてみて下さい。
オーダー家具に間接照明を取り付ける
テレビを設置する場所があらかじめ決まっているのなら、テレビボードや壁面収納をオーダーメイドするのもおすすめです。
フロートタイプのテレビボードなら床を照らすように底部分にライン照明を仕込んだり、壁面収納の吊戸棚の下側にライン照明やダウンライトを仕込むことで、既製品にはできない、ハイグレードな内装空間に仕上がります。
オーダーメイドしてもらっているので、棚の収納を自分の使いたい様に自由に使用する事も出来ます。
家族が一番長く過ごすリビングは一番散らかりやすいですが、使う物にあわせた大きさの棚がある事で片付けも簡単に行えます。
壁を流れる光の演出「ウォールウォッシャー」
ダウンライトの商業施設などで多用される照明手法の「ウォールウォッシャー」。最近では、一般住宅で利用される事も増えてきました。
ウォールウォッシャーは、その名の通り、壁を光が流れるように照らすライティングプランです。
▲施工事例「兵庫県明石市S邸」より
中でも今回ご紹介するのは、ダウンライトのウォールウォッシャー。ウォールウォッシャーは、空間を明るくそして広く見せる事が出来るといった特徴があります。
これは、目線の壁が明るいと、感覚的に壁全体の広範囲が明るいと感じる感覚が高まり、また、奥の壁を照らす事で部屋が広いと感じるからです。
この様にウォールウォッシャーは、壁面を洗うように美しく照らす事で、空間全体を明るく、広く見せる事が出来る効果があります。
同じ種類のタイプの照明でも種類が違うだけで、得られる効果も異なりますので、一つ一つの効果や特徴にも注目して選んでみるのもいいかも知れません。
エコカラットを利用して一気にオシャレな雰囲気に!
マンションのオプションとして人気のエコカラットと間接照明を合わせる事で、さらにワンランク上のオシャレな空間を楽しむ事も出来ます。
エコカラットは調湿機能・脱臭効果・有害物質の軽減等といった高性能な効果を発揮してくれますが、それだけでなく、種類も豊富なんです。
凹凸のあるレンガの様な壁紙や、木目柄のもの、たけひご等を使った和モダンがテイストのものなど実に様々です。
▲施工事例「東京都H邸」より
スタイリッシュでどこか無機質になりがちなテレビもデザイン性のあるエコカラットと間接照明を利用する事で、オシャレな空間に早変わりしますよ!
テレビ周りの間接照明にもこだわって、オシャレな部屋に!
オプションの一つとしてテレビ周りの間接照明を色々とご紹介してきましたが、いかがでしょうか?
リビングは家族が一番多く時間を過ごす場所なので、テレビ周りもじっくりとプランイングして、心地いいリビング空間に仕上げましょう。
間接照明を上手に利用する事で、そんなテレビ周りの空間をオシャレな雰囲気に早変わりする事が出来ます。
ぜひテレビ周りの間接照明にもこだわってみてはいかがでしょうか?