[家具職人便り]車の輪止めを作ってみました。
家具職人のイマイです。
先日、東京エリアに納品する家具の搬出準備(出荷準備)をしていたところ、制作広報担当のスタッフが撮影のために西宮家具工場に来てくれました。
今日は何を撮るのか聞くと、積み込み作業の様子を撮影してお客さまにお見せしたい!とのことだったのですが、ずっとカメラを向けられてなんだか緊張してしまいました。
いつも通りで!と言われてもやっぱり緊張します…。
何とか撮影が終わったようですが、どんな風に使われるのか今から少しドキドキしてます。
さて、そんな制作スタッフから、先日、言われたのです。
「車の輪止めになる様な木材ありませんか?」と。
そのスタッフ、最近、引っ越しをしたようなのですが、新居の駐車場に輪止めがないので置きたいとのこと。
「何か有るよ」と答えたのですが、適当なものを渡したら車やタイヤにキズができるかも?
とても車好きなスタッフだったので、せっかくならと、自分で作る事にしました。
余った木材から適当なものを見つけて、休憩時間を使ってちょっとずつ進めて行きます。
良い感じの木材があったのですが…。
頭の折れたビスが刺さっていたので、丁寧に取り除きます。
そのままにしておくと、刃物が駄目になってしまうからです。
さぁ早速作業開始!まずは斜めに切ります。
つないで、溝を突いて、面取りして…。
言葉にすると簡単に感じますが、やっと完成しました。
いい感じに仕上がりました。
「せっかく作ったのだから、車で踏んだりしないでね」って言って渡そうと思います。
どんな顔をするか楽しみです。
後日談!完成した輪止めを受け取ったスタッフの様子が本社から送られてきました。
ニヤニヤしながら見ていたそうです(笑)。
作った甲斐がありました。良かったです。