中古マンションリノベーション④:フローリング張りと壁面のクロス仕上げ
こんにちは!ホームページ運営スタッフ松本です。最近寒いですね。松本は豊中市在住なのですが先週土曜日は吹雪いていましたし、本日の朝方も粉雪が降っていました。寒くて震えましたが、朝日に当たった雪がキラキラと美しくてちょっとテンションが上がりました。
さて! 前回の記事から少し時間を遡りますが、発注していた仕上げ材のフローリングがリビングダイニングに続々と運び込まれてきました。
プランナーいち押しのフローリングは、WOODTECの「ライブナチュラルプレミアムシリーズ」です。こちらの商品はマンション専用の無垢材の挽き板で、無垢材独特の質感と美しさに加えて、遮音性能があり、床暖房にも対応しています。挽き板は細かいキズが分かりにくいので、猫さんと暮らすお客さまにぴったりでした。
電気式床暖房(プリマヴェーラ・ボード)の上に、フローリングを張った様子がこちら。無垢材本来の木肌感と鮮やかな木目が伝わりますでしょうか。
ちなみに!フローリングの継ぎ目の白黒のものは「スペーサー」と呼ばれ、これを挟むことで適度な隙間を確保してフローリング張りができるのだそう。なぜ継ぎ目に隙間が必要なのか? それは無垢の木は、周囲の湿気によって伸縮する性質を持っているため、ぴったり張ってしまうと無垢材の収縮膨張に対応できなくなってしまうから。スペーサーであそびを作ることで、「無垢材が膨張した時に材が浮いて床鳴りが…」なんて状況を防ぐことができます。
リビングダイニングのフローリング張りも進んでおり、天井からはキャットウォーク用のボルトが下がっていました。このボルトは一定の間隔をあけて固定してありますが、天井の内部状況もしっかり把握して位置決めを行っているようで、猫さんがゴロンと寝転がったり、走っても安心の強度を確保してくれていました。
リビングダイニングの床一面にフローリングが張り終わり、確認作業も完了しました。これから壁面の仕上げ作業と造作家具が運び込まれる予定なので、丁寧に養生を済ませフローリングにキズが付かないようにしました。
床が仕上がったら次は壁面の作業に入ります。こちらはリビングダイニングの横の壁面ですが、電気の配線経路作業があったため、この壁だけ既に古いクロスやボードが剥がされていました。写真は新しいボードが張られた壁面に仕上げ用のパテ処理を行っている様子です。
他の部屋では、順番に天井と壁面の古いクロスを剥がす作業が進められています。キレイに剥がせる箇所もあれば、汚くなってしまう場所もあるので職人さんが根気よく剥がしてくれています。
日も傾きかけた頃に再び現場を訪れると、作業がグッと進んで洋室と洗面スペースのクロス作業が完了していました。他の部屋のクロス仕上げも進んでいます。次のブログでは、造作家具の組み立て風景をご紹介する予定なので、そろそろリノベーション後の全貌が分かりはじめるかも? どうぞお楽しみに!