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家具職人便り|新しくなった電動プッシュラッチ その2(動画付き)

こんにちは、家具職人のヒロです。

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前回のブログで「新しくなった電動プッシュラッチの仕様」をご紹介しましたが、今回はその続きとして「実際の電動プッシュラッチの動作」についてお伝えします。

 

昨年12月に大阪本社の移転がありましたが、オフィス内の造作家具のほとんどを、実は西宮の自社工場にて製作しています。

その際、設計スタッフに相談し、電動プッシュラッチを試験的に試させてほしいと相談していました。

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※ご紹介している電動プッシュラッチは、大手家具用金物メーカー「Hettich(ヘティヒ)」の製品になります。

 

実際に家具内部に設置してみると、このようになります。

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新しい大阪本社の家具にカラートーンに合わせて、ホワイトの電動プッシュラッチをセレクトしました。

 

さらに、比較のために、今まで使用していたプッシュラッチも反対側に取り付けてみました。

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手前が手動プッシュラッチ、奥側に少し見てているのが、電動プッシュラッチになります。

見た目だけ見るとかなり形状が違いますね。

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扉を閉めた状態では、当たり前ですが何も変化はありません。

ちなみに最近の家具デザインは、設置する場所を問わず、扉にハンドルを取り付けないフラットなスタイルがトレンドです。

 

さて、それでは、実際に動作の違いをご覧いただきましょう。

まずは今まで使用していた手動タイプのプッシュラッチの開閉シーン。

こちらは、開ける時と閉める時、それぞれのタイミングで扉をグッと押す(プッシュ)することで扉が開閉します。

 

新しい電動プッシュラッチはどうでしょう。

扉を開ける際の動作は同じですが、その後押し出されていたラッチ部分が自動で引っ込んでいきますね。

これにより、扉がそのままスッと閉まるので、閉める際の動作がひとつ減るというわけです。

 

電動音もわずかに聞こえますが、個人的にはあまり気になりません。

ラッチが閉まる動きもなんだかかわいく見えます。

 

後は電池の持ちが良ければ、いうことないのですが。それは使用してみてまた調べてみようと思います。

電動プッシュラッチ、皆さまはどう思われますか。