タイルを選定する際のポイント
こんにちは、プランナーのリンです。
リビングのメインとなる壁面などの仕上げを変更する際に、選択肢としてはアクセントクロス、エコカラット、タイルがメインとなります。今回は、その中からタイルを選定する際のポイントについてお話しします。
■表面仕上げ
洗面台のチャイルドミラー部に貼るタイル、は掃除の際拭きやすさから磨き仕上げのものを提案することが多いです。
また磨き仕上げは、光をよく反射するので、照明による明るさも出しやすいものとなっています。逆にマット仕上げだと照明の光が柔らかくなり、凹凸のあるタイルは照明を当てた時により表情が際立つなど、同じ色味のタイルでも、表面の仕上げによって雰囲気が変わります。
■大きさ
モザイクタイルや150mm角、幅が狭く細長いタイプの比較的小さめのタイルは、カップボードの下台と吊戸の間やチャイルドミラー部などの面積の狭い部分に使用することが多いです。もちろんこれらの部分に大判のタイルを1枚貼って目地なくスッキリさせることもできます。
リビングなどの広い面積には大きめのタイルを貼ることで、メインとなる面により存在感を出すことができます。300×600mmや600角、600×1200mmといったサイズを使うことが多いです。
■貼り方
タイル間を埋める目地の通し方で2種類の貼り方があり、目地を揃える「イモ目地貼」はスッキリした印象を与えます。もう一つの「ウマ目地貼」はタイルを半分ずらして目地が互い違いになるようにする貼り方で、あまり柄のないタイルの時に表情をつけられる貼り方になります。
値段はアクセントクロスやエコカラットなどよりも張りますが、メインとなる面に貼った時の効果はそれ以上かと思います。一度見積もりで比較の上検討してみてはいかがでしょうか。
以上、リンでした。