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マンションの床をフローリングからタイルへ|チェックポイント

こんにちは。お客様サポートのYAMAです。

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今回は、マンションの設計オプションでもよくご検討いただいている項目の一つ『マンションの床をフローリングからタイルに変更する場合』の注意点をご紹介させていただきます。

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まずは、【管理規約の確認】が必要となります。

どのマンションにも管理規約が存在しており、リフォームの内容や方法について制約される場合があります。

例えば、床面をタイルに変更すると、音や振動の影響により遮音等級が低下する場合があり、原則として変更ができないと管理規約に記載されているケースもあります。事前にご確認いただく必要がございます。

 

次に、【二重床】であることを確認します。

マンションの床構造には、「直床」と「二重床」があり、タイル施工は「二重床」であることが重要です。

リマンションのリフォームでは、既存のフローリングを撤去して、新たにタイルを貼る作業工程が多く、タイルを貼ることで床が数ミリから数センチ厚くなる場合があります。

そのため、事前に床下にタイル施工において高さが確保できるかの確認が必要になります。

ドアの開閉や床下の配管に影響を及ぼす可能性があるので、事前にマンションの管理者様へご確認いただくようにお願いしております。

 

ちなみに、リフォーム予定のマンションの床構造が「二重床」であっても、マンションの管理規制に床の施工内容を制限する記載があった場合には、施工することはできませんのでご注意ください。

 

最後に、【床暖房】の施工の確認です。

床暖房が施工されているお部屋へのタイル貼りは残念ながら難しいです。

タイルはフローリングと比べて熱伝導性が異なるため、割れてしまう可能性があります。そのため、【床暖房】への上貼りは不可とさせていただいております。

LDKの床にタイル貼りをご検討されている場合は、特にご注意ください。

 

ちなみに、もしも床タイルをご検討中で、ご紹介させていただいた注意点に当てはまってしまった場合は、タイル風の別商材などをご提案させていただくことも可能です。

ぜひ、お打ち合わせの際にはご相談いただければと思います。

経験豊富なプランナーが、お客さまの内装イメージに合わせて代替案をご提案させていただきますのでご安心ください。

 

ご不明点などご質問も遠慮なくお問い合わせいただければと思います。

以上、YAMAでした^^