[Part2] 美しい収納、賢い収納の作り方について
こんにちは。
新人CGデザイナーのアミです。( CGデザイナーアミさんの書いた記事一覧はこちら)
今回も引き続き『収納』についてお話ししたいと思います!
快適に、そして美しく部屋を保つには収納は不可欠です。
重視するのは、デザイン性?利便性?収納力?
理想の収納について一緒に考えていきましょう!
壁に擬態させる大型家具
デザイン性に優れた収納家具は多々ありますが、サイズに限度のある既製品を、無駄なくすっきりと部屋に配置するのはなかなか難しいものです。
インテリアに合わせて素材や色、サイズをすべて自分の好みに仕上げられるオーダー家具は、部屋の天井の梁なども避けて隙間なく収納をつくれるという点で理想的です。
壁の一面全部を占めるほどの大型収納には圧迫感が出やすいので、壁に同化する色やデザインを選んですっきりさせることが必要になります。
扉は閉めると収納とは思えないデザインにすることが大切で、壁や天井とデザインを揃えれば目くらまし効果も期待できます。取っ手やつまみなどはつけないほうがベターです。
収納に見えない収納を
先にあげた、壁に擬態させて収納の存在を消す方法は、ある程度の広さのある部屋では有効ですが、小さな部屋では不向き。
床から天井までの大型壁面収納はある程度の距離から見ればすっきりとしていても、すぐ近くだとやはり、すぐそばにそびえているという感覚があり、くつろぎ感のじゃまに。
擬態方式はやめて、収納らしくない収納に切り替えましょう。
扉にミラーを貼る、ほかの家具とデザインを揃えるなどで”見えていて素敵”な感覚をつくりましょう。
生活導線と視線を気にする
収納家具が多すぎるとくつろぎ感が阻害されがちですが、普段よく使うものはその近くにないと不便で、これもくつろぎ感の低下につながりがち。
”気にならない収納”が一番のキーワードです。
リビング収納でいえば、目線より低く、ソファに座ると気にならない位置にあり、手をのばせば必要なものが取り出せる場所が最適です。
以上、お部屋を作る際の収納3つのポイントはいかがでしたでしょうか。
家に合わせて作るオーダー家具の魅力も、理解していただけたかと思います。
ぜひ理想空間の参考にしてみてくださいね。