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イメージしやすい言葉で考える、リノベーションの“テーマ”

冬になるとクリスマスや年末年始、成人の日など、いろんなイベントが待ち遠しくなりますねぇ。

僕は1年でお正月が一番好きです。

 

どうも、プランナーのミヤモトです!(プランナーミヤモトさんの書いた記事一覧はこちら

 

冬のイベントの時期って、1年間で一番自分と向き合ったり、家族や周りの人のことを考える時間が多い時期なんじゃないかなぁと思っています。
年末年始は特にそうなんじゃないかなと思います。
皆様は如何でしょう。

去年は色々あったなー、今年は何をしようか!!とかとか。

 

僕はもう何年も前から年初めに1年間のテーマを決めています。
抱負とかいうほど大袈裟なテーマではなくざっくりですけどね( ´∀`)

 

なんとなく決めたテーマが頭の片隅にあると、何かで悩んだりした時にふと思い出して背中を押してくれたり、自分に反する考えに気が付いて踏みとどめてくれたりするものです。

 

今回は“テーマ“についてです!
テーマというかコンセプトっていう言い方の方が分かりやすいですね。

 

僕は何事にもコンセプトやテーマをつけがちです。
今日の服装のテーマとか。
本日の会議のテーマは〜 コンセプトは〜 とかよく言っています。

 単純に分かりやすくまとめやすいからってのが理由です。

 

リノベーションのプランをするときもコンセプトをまず決めます。
モダンとかナチュラルとか、いろんなおしゃれな言葉がありますが、僕はそんな難しい言葉は苦手なので自分なりの言葉で決めます。

 

例えば、

リノベーション施工イメージ

リノベーション施工イメージ

 

YouTubeのリマンションチャンネルでも紹介しておりますこの事例。

お客様のご両親の為の中古マンションリノベーション。
バリアフリーも一部取り入れてほしい、ご年配の両親でもゆったり住めるように。
などいろんなご要望がある中で、老人ホームみたくなるのは絶対に避けたいなと考えました。

しかしながら手摺などがあるとどうしてもそう見えてしまう部分もあるのかなぁと、色々悩み決めたテーマが、
“イカしたデイサービス“です。

ちょっとふざけてるみたいなテーマにみますが、僕にとってはめっちゃ重要なんです( ゚д゚)。

 

素材選びの時なんか特にこの言葉が活躍します。
面材をどれにしようか悩んでいるときに、
イカしたデイサービスはどの面材や!
なんて言いながら選ぶとめっちゃ決めやすいんです。笑

 

店舗リノベーションの施工イメージ

店舗リノベーションの施工イメージ

 

 

こちらは、古民家をリノベーションしたアパレルのお店。

お客様とはサスティナブルなお店にしましょうとお話ししましたが、
僕のテーマは“ボロボロバキバキ“。

建物がとにかくボロッボロで、その中にバッキバキな綺麗な素材を取り入れようと。
この素材バッキバキやなー!とか言いながら決めていきました。

いたって真面目に。笑

 

言葉のチョイスはあくまで僕のやり方ですが、自分でイメージしやすい言葉を当て込むのはすごく大事なことです。

 

Youtube上とか、HPの事例などではアーバンモダンみたいな横文字のかっこいい言葉が並んでて、僕にはその言葉が正直難しくて。
たぶんお客様からしても難しいと感じる人はいらっしゃると思うんですよね。

僕たちのようなデザインに携わっているような人たちに、なんかこのシュッとした感じ!みたいな自分の言葉で伝えるのって、専門用語も知らないし合ってるかもわからない言葉で表現するのは恥ずかしい。

お客様からしたら案外勇気がいるんかもかなぁ、と思ったりします。

 

そんな心配一切しなくても大丈夫です。
なんならじゃんじゃん言って欲しいです💪。
むしろその方が僕は親近感が湧いて嬉しい限りです。

 

我々はお店に売ってる商品のように目で見て触ってわかる形があるものではなく、形のないあくまでも想像の世界の商品をご提供するのが仕事です。
その形のないものにいかに納得して頂き、大きなお金を決断してもらうのです。

 

いろんな不安や心配ももちろんあると思います、そんな重要な相談にカッコつける必要は全くもってないものです。

 

ご自身の考えや思いをご自身の言葉でお伝えください(^ ^)。

 

そうすると僕たちはテーマやコンセプトが思い浮かんできます!
そのテーマに沿った計画ができればすごくスムーズにいくものです👍

 

ご自身で考えるうちにやりたいことがたくさんありすぎて、
まとまりがなくなってきたなぁ、、、なんてこともあると思います。
そんな時にはテーマやコンセプトを決めちゃうのも方法の一つです!

 

もちろん我々からもお客様の言葉を引き出すのは得意です。
時には世間話をしながらお打ち合わせしてみたり(*´-`)。

他愛もない話から思わぬ発想に導かれることだってあります。

 

 空間造り全てにおいて、ストーリーがあると僕は思っています。

 

初めてお打ち合わせした時に奥様のお腹にいたお子様に、お引き渡しやお引越しの時に会えた時にはもう涙が出そうになりましたねー。
こんな僕に抱っこまでさせて頂いた時は言葉も出ませんでした( ;  ; )

 

子どもが生まれたらこの部屋でみんなで寝れるように〜
なんてお話しして計画したのが頭に浮かんだり。

 

他にも、お客様とお打ち合わせを重ねていくうちに、最初にお話ししていた計画と最終的には180度違うプランになっていたり。
変えてよかったですねー( ;  ; )!!
なんて完成したお部屋を見て一緒に感動したり。

 

時には考えが違いぶつかることもあったりもします。
違うんですよー!!こっちの方が絶対いいんですよー!!
なんて納得してもらうまで説得しまくったり。

 

 

ミヤモト、何が言いたいかというと。

たくさんのお客様とたくさんの空間作りに携わる中で、とりあえずリノベーションってめっちゃ夢あるやんってことです。
急に軽いですがふざけてはいません。笑

 

リノベーションって、ただお部屋をよくするってだけじゃないんですよね。
お客様はもちろんですが僕たちの想いもたくさん詰まってるんです。

 

実際にリノベーションの工事って実際どのぐらいの人数が関わっているか、みなさま想像もつかないと思います。

 

僕たちのようなお客様と直接お話ししてプランする人の他にも、パースを書く人、図面を書く人、最善の方法を教えてくれるメーカーさんや、現場で作業をする各専門分野に特化した職人さんなど、、、
少なくとも1件で2〜30人は関わってるんですよ(*´-`)

これは余談ですが僕の小学校は1クラス30人でした。
まぁそれは良いとして。

 

そんなたくさん関わる人たちの想いも詰まって初めて完成します。
そこで生活をすると思うともう夢しかないですよね。

 

この楽しさや素晴らしさを皆様にも味わって頂きたいなと心から思います。

 

そんな素敵な空間作りをこれからもご提供し続けられるよう、我々一生懸命頑張って参ります。
これからもリマンションをごひいきに(´∀`)。

 

以上、ミヤモトでした!!!!!

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