こんにちは。Re:Mansion広報スタッフです。（Re:Mansion広報スタッフの書いた記事一覧はこちら）

 

当ブログにおいて、これまでに3回に渡りご紹介してまいりました、
奈良市Nさま邸
【家族3人暮らし。やわらかな日差しが心地よい、北欧グレーナチュラル空間】

 

いよいよ、最後の見所。

リビングの一角に佇む、陽当りが気持ちいい、お子さまのための【小上がりスペース】をご紹介いたします。

 

 

オーナーさまが、真っ先にご希望されていたのが、オーダーメイド小上がり収納。

 

フラットな床の上に、1ステップ高い3畳ほどの空間を造作し、その際に生まれる段差を利用して、収納スペースを内蔵させる、多機能で人気の高い、小上がり収納。

 

内装デザインに長け、自社で家具工場を持つRe:Mansionの小上がり収納は、空間に調和するデザイン、そして、各オーナーさまのニーズに合わせて、自由に設計できることから、多くの評価をいただいております。

 

【新築タワマンリフォーム】旅館のような和モダンなマンションオプション【ROOMTOUR】（公式YouTubeチャンネル　Re:Mansion channel）

【タワマンルームツアー】プライベートスカイラウンジ-大都会の絶景に包まれる至高の空間-（公式YouTubeチャンネル　Re:Mansion channel）

 

小上がり収納といえば、畳を使用した、「和」デザインをイメージされる方が多いと思います。

 

実際に、N(旦那)さまも当初は、畳を使用した、柔らかい座面の和風小上がりスペースをご希望でいらっしゃいました。

[京都府 S邸]　畳：琉球畳 / 銀鼠色

 

最近の畳は、グレイッシュや、ビビッド、ダーク系etc.
カラーバリエーションが豊富で、モダンなリビングにぴったりな、洗練された畳の小上がり収納の事例も多くあります。

http://www.ttn-corporation.net/products/tatami/ryukyu-tatami/seiryu/（外部サイト）

 

ただし、奥さまが心配されていたのは、畳の耐久性。

 

畳の原料である藺草は、柔らかい質感が故に、強い衝撃や摩擦には弱く、また、水・湿気に弱い為、お子さまが遊びまわったりする際の衝撃や、万が一、ジュースやお茶をこぼしてしまった場合の畳へのダメージを考えると、気が気でない、とおっしゃっていました(笑)

 

そこで、今回は、
「北欧ナチュラル空間」に溶け込む、フローリングの木目に近い、【塩ビタイル】を使用した、洋風な小上がり空間をご提案しました。

 

塩ビタイル：EW1261-15 / kawashima SELKON

 

【塩ビタイル】や【塩ビシート】というと、洗面室やトイレの床材として使用されることが多いイメージですよね。

摩擦や衝撃に強いことはもちろん、撥水効果もあるため、水廻りのフロアタイルとして、大変広く普及しております。

 

また、デザイン・柄も豊富であり、単価も、幅広く展開されています。

[大阪府吹田市 M邸]　 塩ビシート：M-4422/sangetsu

 

Nさまが考えられていた、お子さまの成長スペースとしては、最適な面材ですね。

 

収納は、ベビー用品がピッタリ収まる抽斗仕様に。

 

そして、左奥のスペースには、絵本を並べたり、お写真や小物を飾るための可動棚を設置いたしました。

 

 

お絵描きや勉強に励むためのデスクは、時には、ダイニングテーブルにくっつけて、会食などを愉しむことができるよう、テーブルの脚を脱着し、高さがダイニングテーブルに合うように製作いたしました。

 

 

お子さまが成長される過程で、いずれデスクが小さく感じるようになるタイミングがやってきます。

思い出が沢山詰まったデスク。

別の形でずっと愛用できるなんて、とっても素敵ですよね。

 

 

最近は、ランドセルをキーホルダーや、お財布にリメイクして、大人になっても、大切に使い続ける方もいらっしゃるそう。

単に、お客さまの「オーダーデスクが欲しい( = 1 )」というご依頼にお応えする( = 1 )のではなく、

「デスクだけではなく、テーブルとしても使用できるように」
「思い出を違う形で残せるように」

という付加価値をデザインすることが、わたしたちRe:Mansionのモットーでもあります。

 

 

Nさまより、

「自分たちでは想像できない提案を沢山してくださったおかげで、デザインも機能も充実した新居での生活に、毎日幸せを感じています。」

という貴重なお言葉を頂戴いたしました。

 

Nさま、この度はご指名いただきありがとうございます！

 

オーナーさまそれぞれにとっての付加価値とは何か。

尽きぬことのない命題に向き合い、オリジナルの提案をし続けていくためには、
「お客さまのお声を汲み取ること」
「デザインや住み心地の知識・価値観をアップデートしていくこと」
が重要であると考えております。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

世の中にあふれる、決まりきったマンションオプションではなく、自分たちの暮らしや好みに合った、オンリーワンリノベーションをご希望の方、ぜひ、お気軽にご相談くださいませ♪