[Part1]エコカラットの施工について ~プロの技術をお見せします~
東京営業所、現場サポート係です。
(東京スタッフ現場サポート係の書いた記事一覧はこちら)
今回のブログでは、エコカラットについて書きたいと思います。プランナーのみなさんはデザイン性や機能性についてかかれていますので、現場組の私は施工の方を書かせていただきます。
まずは施工に使う道具の紹介です。
エコカラット用のボンドです。1バケツ満タンで20㎏もあり、なかなか運ぶのが大変です。
次に、クシ目ゴテ
これを使って、壁にボンドを均等かつ等間隔に隙間を作りながら塗ることができます。
他にもやすり、スペーサー・パッキンなどがあります。
これらの道具を使って貼っていきます。リマンションでも多くのお客様がご依頼される玄関口を見ていきましょう。
施工の最初、寸法確認しています。玄関ですので最初にミラーを貼り、ドア枠との寸法を出します。エコカラットをいくつでカットするのかを決めるためです。エコカラットはカッターでも切ることができます、それをやすりを使い切り口を整えます。ミリ単位の調整にも使えます。
準備が出来ましたら、ボンド塗っていき、貼っていきます。貼りつけ終わったものがこちらです。
下に挟んでいるものが上の写真のパッキンやスペーサーです。ボンドが固まるまで隙間ができないように詰めます。
他のパターンも見ていきましょう。
こちらは右の出隅に見切り材を入れています。1枚もサイズが小さいので、カットする量が多くて大変そうですし、スイッチ部分に穴あけておくようにカットするのも難しそうです。
いつも職人さん、キレイに貼っていただきありがとうございます!
貼りつけが終わったら仕上げです。
貼る際にはある程度の隙間がなければ貼れません、その隙間を埋めるために、エコカラットにはカラットコークという専用のコーキング材があります。
コークを打ちたいところにマスキングテープを貼って、コークを指やヘラなどでキレイにいれ終われば施工完了です。
なお、このコークは補修材でもありますので、お住まいになっていく中で傷付けてしまった時に用意すれば、ご自身である程度補修することができます。
以下がリクシルのサイトです。
https://www.ecocarat.jp/products/info/repairing.html(外部サイト)
…見ていただくとおわかりだと思いますが、こちらのコーク、エコカラットと品番が同じものと異なるものがあります。よく、あれ?このエコカラットのコークはこれだっけ?となります。運ぶ立場からすると覚えるのに苦労します。
少し話が逸れましたが、以上がエコカラットの施工となります。
次のブログでは、他の施工と組み合わせるとどのようなお部屋作りができるかを紹介しようと思います。
次回もよろしくおねがいします。