内装工事で見栄えよく魅せる工夫
スタッフNです。
(Re:Mansion施工管理スタッフNの書いた記事一覧はこちら)
今回は、内装改修で、見栄え良くするために、個人的に工夫していることについて記載したいと思います。
どちらかと言うと、お金を掛けてする工夫になるので、コスパが良い方法ではないので、始めにご了承ください。
【ダウンライト】
まず、私が好んでする工夫です。
広さにも寄りますが、ダウンライトを二個セット(300㎜ピッチ)で使用します。
こうすると、一つの時よりまとまり感が出て、明るさとラグジュアリーな印象が生まれます。
ピッチを調整することで、寸法的なグリットのルールが生じて、空間を締めることが出来ます。
ただ、デメリットとして、狭い空間ではしつこく感じるので、設置状況が重要になります。
組み合わせとしては、75Φに65W集光のイメージです。
【見切り】
異なる材料と異なる材料の間に挿入する材料になります。
目立たないことが、良い場合もありますが、ステンレスや形を変えたり、艶感を変化させることで、印象を調整することが出来ます。
ひと手間と言う意味で空間に奥行きができるので、デザイナーが力を入れるポイントになります。
最近、世界で活躍するオランダ出身のデザイナーのPIETBOON(ピート・ブーン)のデザインを、お客様の好意で、拝見させていただいたことがあります。
やはり、これでもかというくらい見切りにこだわりがありました。
誰も気づかない部分ですが、かなりこだわってL字型に作って、一段段差を作ることで、丁寧さを示しつつ、L字は石の納まりに多いのですが、重量感を出していました。
私もこんなデザインの工夫をしたいものです。
【見せ場をつくる】
マンションのお部屋に入って、視点の終点に見せ場を作るようにしています。
いわゆるメリハリで、照明等でポイントを作ることで、空間に奥行をつくる工夫をしています。
特に、人の動作のシークエンスを考えて、見せ場を設定することで、普段の生活に彩を与えてくれます。
こうすることで、新しい家に住み始めた時期だけじゃなく、住み続ける中でも、刺激となるように心がけています。飽きのこない工夫です。
以上でございます。
今回は、今回は内装の小技について記載させていただきました。
デザイナーのプロ目線のマニアックな話になりますが、皆さまの助力になれば幸いです。