パースを描く職業とは【4】
こんにちは。
新人CGデザイナーのアミです。
前回は建築パースの種類についてお話しいたしました。
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今回はパースの制作過程についてお話したいと思います!
基本的に建築CGパースは以下の手順で作られています。
・モデリング
・レンダリング
・レタッチ
〇モデリング
モデリングとは3DCGソフトを使って、コンピュータ上で形状をつくることをさします。
図面を書くためのCADでも3Dを簡易的に作ることが出来ますが、
そちらとは違うCGソフトを使いよりリアルに制作を行っていきます。
2Dの図面をソフトに読み込み、線情報から高さ厚み幅などをつけて立体を作ります。
図面から形状を立ち上げています
〇レンダリング
レンダリングとはコンピュータのプログラムを用いて画像・動画・音声などを生成することが出来ます。
建築でのレンダリングは作った形を2DのCG画像として出力することを指します。
レンダリングはパソコン画面上でカメラを撮るような感覚に近く、
画角やピント調整、明るさ設定など実際のカメラ設定と同じように合わせます。
レンダリング計算中の様子です。
〇レタッチ
レタッチとはフォトショップなどの画像加工ソフトを使って画像を合成・加工することです。
本来CGはレンダリングによって基本完成となりますが、
建築パースや広告などのお客様への訴求する役割のものについては
より美しくかっこよくすることが求められるのでレタッチ作業は必要不可欠となります。
パースのレタッチ専業の人もいるくらい重要な作業の一つです。
以上今回はパースの製作過程についてお話いたしました。
ご依頼頂いているお客様のパースも図面からコツコツ立ち上げ作業を行っております!
ぜひパースをご活用くださいませ!