パースを描く職業とは【3】
こんにちは。
新人CGデザイナーのアミです。
前回は建築パースの仕事内容についてお話しいたしました。
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今回はパースの種類についてお話ししたいと思います!
内観パース
こちらはリマンションでもよく描いている、建物内部のパースです。
平面的な間取り図だけでは実際の住居空間のイメージには結びつきません。
CGで作成すると室内をさまざまな角度で見たパースを作成することができるので、
より実際的なイメージ把握をすることができます。
外観パース
こちらは建築物を外から見たイメージ表現のパースです。
周辺環境の施設や道路などを含めて表現することによって周辺とのバランスを考えながら
建物の外壁やエクステリアなどの細かなデザインを確認できます。
太陽の角度によって建物の見え方も違ってくるので昼夜2パターン製作することが多いです。
鳥瞰パース
建築物の外観や内部を上から俯瞰したアングルで作成するパースのことをいいます。
実際には見ることはできない角度からの表現ですが、
建物全体や配置レイアウト全体を見通すことが出来ます。
合成パース
CGで作成したパースと実際の写真を合成して作成する建築パースです。
実際の風景や背景とCGを合成することで、より近い表現が出来るとともに、
パースの製作時間を短縮することが可能となります。
アイソメパース
アイソメとはアイソトメトリックの略称です。
視点を持たない三次元図で、立体を斜めから見た視点で表示した絵です。
インテリアや建物の階層の俯瞰図などに多く用いられます。
建築パースは建築物の完成状態を立体的に表現した図であり、
建築家やプランナー、お客様とともに作り上げていく絵であります。
デザイン検討段階で理解不能な部分、トラブルを未然に防ぐためにもぜひパースをご活用くださいませ。
以上、今回はパースの種類についてお話いたしました。
少しでもパースに興味を持って頂けましたら幸いです!