人気の「インロー式飾り棚」とは?施工方法を解説します。
こんにちは!
Re:Mansion東京営業所プランナーです。(Re:Mansionプランナーの書いた記事一覧はこちら)
以前のブログで飾り棚をご案内したときに登場した、「インロー式」というワード・・・
一体どのような施工方法なのかについて、今回のブログではご紹介したいと思います!
「インロー式」という言葉は、あの水戸黄門でおなじみの「印籠」から来ているそうです。
お菓子などのパッケージにも用いられている方法なのですが、建築で用いるインロー式は、主に「インロー金物」を壁に取付け、そのあとに、棚板をはめ込む方法です。棚板はインロー金物を入れられるように、中を空洞にして製作します。
インロー金物は、こんな形をしています。
(こちらは棚板のサイズに合わせて、オーダーで作っています。)
このインロー金物を壁側に取り付けます。
マンションでは、だいたい30センチピッチほどの間隔で下地があります。
その下地に、インロー金物を固定します。
下地にしっかりと固定、しかも棚板の長さに合わせていくつか付けるので荷重に耐えられる、という仕組みになっています。
仕上がりの施工写真がこちら。
下地に固定したあと、クロスも貼りかえるので、見た目はきれいそのまま。
まさか、奥に金物が仕込まれているとは・・感じさませんね。
これだけの長さのある飾り棚でも、中に金物がしっかり入っているので、ある程度の重さには耐えられるので安心です。
ご依頼いただいた皆様の図面に、もし「インロー式」の記載があるならば、実はこのような施工をさせていただいております!
以上、インロー式についてでした。