細部のマテリアルが活きる"インダストリアル"空間
最近、洋服を買いにアパレルショップにいってもなぜか
洋服より内装をみてしまうことが多くなりました。。。職業病ですね笑
こんにちは!
プランナーのミキです!!(プランナーミキさんの書いた記事一覧はこちら)
職業病といっても意識的に見てることも多いです
天井の照明や、壁の仕上げ、什器や家具など etc…
いいデザインを見つけたときは思わず写真をとったりもしばしばあります。
そういうところからPLANの参考にしたり、アレンジしてオリジナリティをだしたり、同じ材料を使っていても、使う場所や納まりが違うだけでいろんな見せ方があります。
先日お客様から
“インダストリアルな空間にしたい!!”
とご要望がありました。
インダストリアルっていうと工業的っぽくて無骨でかっこいい感じなんですが、新築マンションでインダストリアル、、、なかなか難しくまあまあ悩みました。。。
新築にインダストリアル要素ってほぼ皆無で、どれだけインダストリアルっぽいブリックタイルや家具をつけても、[きれいめインダストリアル風]にしかならないんです。
そこで今回はブリックタイルや壁紙に加えて、細部のマテリアルにこだわりました!!
例えば、タイルの見切り!
ただ塩ビの見切りを入れるだけだと味がないというかなんというか、あまりしっくりこなかったので、コーナー見切りはステンレスを使いました!
塩ビじゃないだけで全然雰囲気変わりました!
続いてタイルの貼り方です。
きれいに一列に貼るよりも、少しずらして貼ることでインダストリアル感が増した気がしました笑
TVボードもこだわりました!!
BOXタイプよりも棚板一枚にして、面材もメラミンなんですが少し無骨な鉄っぽい柄をえらびました!
そして小口材ですね!
黒革風塗装を施したLアングルを三方に廻し、あえて表からビスをつけて工業感を醸しています。
このLアングルは年月が経つにつれて錆が出てきます。ただそれもインテリアの味として経年変化も楽しめるんです。まさにインダストリアルですね!!
こんな感じでどんな素材も使い方や使う場所によっていろんな見せ方ができます!!
全体のイメージも大事ですが、もっと細かく細部にこだわることで、より理想の空間に近づきます!!
たまには全体をみるよりも、もっと近くで見てみるといいかもしれませんね!!
ミキでした!!