片付いた快適な暮らしについての収納レシピ
こんにちは、ツトム(@yNOhqJmGw5RNNe6)です。
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さて、今回のブログでご紹介するのは、
片付く部屋の終了について考えてみたいと思います。
収納は平面で考えず立体で考える
▲新築マンションでオプション工事させていただいた平面図
新築マンションを購入する時によく目にする平面図。
間取りがどんなもので生活しやすいのかなど、
平面図とイメージ画像と合わせて見比べることが多いと思います。
「家具はどのあたりに置いみようかしら、ソファーはこのあたりなんかどうかな」
など新しい生活を想像するのは楽しいですよね。
平面図で白米3杯いけてしまうほど妄想にあけくれる時期でもあります。
しかし、
部屋の広さや間取りの配置について入念にチェックする方が多い反面、
部屋の高さまで含めた立体的な体積をチェックする方は少ないように感じます。
特に物を片付けておく収納場所は、
隙間がないほど詰め込んでいるケースはほとんどなく、
どちらかと言うと片付ける物によって仕方ない隙間ができてしまうスペースです。
新築マンションの収納体積はどの程度あって、
今どんな大きさの物があるのかを把握しておくことで、
新築マンションの収納量が十分か不十分なのかしっかり判断できるようになります。
引っ越し時に収納が40%空いている状態がちょうど良い
▲まだまだ収納に余裕のある本棚
例えば乳幼児のご家庭の場合、
一般的に成長するにつれて物がプラス3倍も増えると言われております。
そのように今ある荷物を100%と考えて収納量を決めてしまうと、
今はなくても将来的に物が増えてしまうので、
片付かないマンション空間となってしまいがちです。
生活スペースに合わせて棚か引き出しか扉かを判断する
▲新築のタワーマンションに引き出しの多い食器棚を設置いたしました
新築マンションに、ただただ収納量を増やせば良いという訳でもありません。
片付いて快適な暮らしに必要なのは、
生活のスタイルに合わせた収納の形です。
水周りは出し入れのしやすい棚を増やす、
リビングにはサッと隠せる扉のついた収納など、
空間をどのように使って奥行きはどの程度がベストなのかを計画することが、
片付いて快適な暮らしの秘訣ですね。
使う場所の近くに最適な収納のある間取り
▲小物やちょっとした物を置きやすい天板には引き出し収納、しっかり片付けられる扉収納のある壁面収納は使い勝手も◎
次に大切なのが収納家具を設置する間取りです。
広いウォークインクローゼットがあれば片付くと思う方も多いですが、
実際に生活してみるとそうではありません。
広いからと上からどんどん詰め込んでいくと、
いざ使いたいと思った時に出し入れできないというケースも。
その他にも、
いちいちウォークインクローゼットまで片付けにいくのが面倒で、
ついその部屋の隅に置きっぱなしになってしまったりなど。
例えばリビングは家族の集まりやすい場所、
いろんな人が集まりやすいので、
いろんな物も集まりやすくなる場所です。
少し高さのあるボックス型の扉収納があれば、
そのままサッと置くだけで片付けられて、
急な来客でも隠すことができるので安心です。
つまり、
片付けやすい住まいは使う場所の近くに、
適切な収納スペースを計画することがとても大切。