新築マンションこそリフォーム!資産価値を高める賢い選択肢
「分譲マンションの購入を検討しているけど、将来売ることもあるかもしれない。」
マンションを購入する際、このように考える方が最近増えてきています。
マンションを売る理由は人それぞれですが、少しでも高く、そしてなるべく早くに買い手が見つかればそれに越したことはないですよね!“売りやすい=資産価値が高い”といういうことですが、新築マンションの資産価値を高めるための方法として購入時に行うリフォームについてお話したいと思います。
そもそも新築マンションにリフォームは必要?
“新築マンション”は、建物が出来上がってから1年未満かつ未入居物件のことを指します。
中古マンションと違い、キレイで最新の設備が設置されているケースが多いのですが そんな「新築」にリフォームが必要なのか、疑問に思われる方もいらっしゃると思います。
実は、中古マンションと新築マンションでは、同じリフォームでもそれぞれ目的が少し変わってくるのです! 中古マンションでのリフォームは、老朽化した建物を新築の状態に戻す目的に行われることが多いのですが新築マンションでのリフォームは、既存の建物に大規模な工事を行うことで機能性を向上させ新築の状態よりもさらに価値を高めるために行われます。
リフォームの必要性についてもう少し詳しくお伝えするため、「新築マンション」と「中古マンション」の違いについてみていきましょう。
新築マンションと中古マンションの違い
新築マンションと中古マンションの大きな違いのひとつに、実際にお部屋を見て購入を検討できるかどうか、という点が挙げられます。
中古マンションは、お部屋の雰囲気や間取りなどを実際に自分の目で確認できるというのが大きな魅力です。
いっぽう新築マンションは、建築工事が完了する前に販売を開始されることが一般的です。
そのためマンションの販売会社は、完成前でも購入を検討されるお客様にお部屋をイメージしていただけるようモデルルームをマンションの敷地内や現地近くに建築します。
完成後の売れ残り物件でない限りは、実物ではなくモデルルームという「お部屋の見本」を見学して購入するかどうかを決めることになります。
しかし、モデルルームは多くの人に魅力的に感じてもらえるように、オプション設備が多く採用され実際の仕様と異なったり現実的な家具の配置になっていないことも珍しくありません。
また、ライフスタイルが人それぞれ異なるように、理想とする住まいの形は異なります! 多くの方に魅力的に感じる間取りやインテリアが、必ずしもご自身が満足できるものとは限らないのです。
中古だからリフォームする必要があって 新築だからリフォームする必要がない、ということではなく 「理想の住まいを実現したい!」 「見たことあるような部屋ではなく、自分たちのこだわりを形にしたい!」 このような想いがある人には、リフォームを検討していただくことをおすすめします!
新築マンションリフォームのメリットとデメリット
新築マンションリフォームを検討し始めたら、メリットとデメリットについてもそれぞれ知っておく必要がありますのでご紹介します。
【メリット】 ・理想とする暮らしのニーズに合わせて間取りを変えることができる ・機能性、デザイン性ともに向上させ付加価値をつけることができる メリットは先ほどお話した通り、自分たちのこだわりや理想の住まいを形にできることです。
長い時間を過ごす”住まい”の満足度が高いほど愛着が沸き、そこで過ごす時間がより特別なものになりますね。
【デメリット】 ・マンション購入費用とは別にリフォーム費用を準備する必要がある ・全て自由に変更できるわけではない 当然ですがマンションの購入にかかる費用とは別に費用が発生することになります。
マンションの購入だけでも決して安い買い物ではないため、リフォーム費用はなるべく抑えていきたいところです。
そのためには、1社だけではなく少なくとも2社以上に工事費用の見積もりを取って比較検討してみることをおすすめします。
また、マンションのリフォームで気を付けないといけないことは、自由に変更できない場所もあるということです。
マンションのリフォームが行えるのは、個人で所有権を持つ「専有部分」といわれるエリアのみで、住人全体で共有する「共有部分」は行えません。
専有部分と間違われやすい窓や外壁、玄関ドアやバルコニーは共有部分に当たるため、注意しましょう。
また、マンションの構造によっては移動・撤去できない壁や梁がある場合があります。
撤去できない間取りを活かしたプランニングを提案してくれるような、信頼できるリフォーム会社を見つけることもとても大切です。
リフォーム=資産価値を高めるという考え方
リフォームを行ったからといって必ずしも資産価値が上がるというわけではありませんし、逆に下がったというお話を聞くこともあります。
では、どういったリフォームであれば資産価値を高めることができるのでしょうか。
それは、大勢の人に好まれる部屋にするのではなく、ターゲットを絞り、そのターゲットに合った部屋にすることです。
「大勢の人に」というのは、「広く浅く」とも言い換えることができます。
他でも見たことある、ありふれた印象を持たれることが多いため立地条件や金額などのほかの条件がいいほうに影響を受けやすいのです。
ターゲットを絞るというと難しく考えてしまう方も多いと思いますが、ターゲット=自分自身に置き換えてみるととてもイメージしやすくなります。
ご自身が惹かれる立地条件のマンションに、自分好みのお部屋があったらいかがでしょうか。
自分と同じ価値観を持った人にとっては、他の物件とは比較できない、とても魅力的な物件になるわけです。
ご自身がこだわりを持ってリフォームを行い、そのこだわりに共感を持ってくださる方にとって付加価値がある部屋にすることが資産価値を高めることに繋がるのです。
【後悔しないリフォームのために今知っておきたいオプション3選】
新築マンションを購入する際に多くの方が頭を悩ませる「オプション」。
マンション約時に追加料金を払って購入するもので、マンション販売会社から案内などが来る「販売会」に参加し購入する場合もあれば、ご自身でリフォーム業者を探して外注する場合もあります。
ここではどんなオプションがあるのかをご紹介します!
暮らしにゆとりが生まれる設備系オプション
キッチンや洗面台などの水廻り設備のグレードアップや、食洗機・食器棚の追加などが設備オプションです。
家事や収納などの面で便利で生活しやすくなるものがあります。
室内環境を整え理想の空間を演出するマテリアル類
最新技術が使われている、室内環境を整えるマテリアルも人気のあるオプションです。
例えば、調湿効果や脱臭効果を持ち、呼吸する壁とも言われる『エコカラット』や床の美しさや耐久性が上がる『フロアコーティング』などがこれに該当します。
自分好みに彩るファブリック&インテリア
カーテンや照明、壁紙、扉や床の仕様変更など部屋の雰囲気に大きく影響してくるものがインテリアオプションです。
自分好みの内装やモデルルームのようなお部屋にできるアイテムが用意されています。
【オプション工事をリフォーム業者に外注する人が増えている理由】
先ほどご紹介したオプション以外にも、間取りを変更するような大規模なものなど本当にたくさんの種類があります。
これらのオプション工事を、自分たちで探してきたリフォーム会社やオプションの販売会社へ依頼する、いわゆる外注を検討する人が増えてきているのです。
「こだわりの詰まった理想の住まいを実現したい!」 「でも予算内になるべく納めたい!」 理想と現実、両方大切と考えている人におすすめしたいのが外注という選択です。
内装の選択肢が増えれば住まいづくりにもっとこだわれる!
マンション販売会社を中心とした会社間の取り決めなどから、オプション販売会では指定された商品以外は選べない場合があります。
その点、独立性の高い外注であればブランド、メーカー問わず様々な商品から選択することができます。
内装の選択肢が少ないと、どうしても似たり寄ったりのお部屋になってしまいますが選択肢が増えればそれだけこだわりが詰まった住まいづくりが叶うのです! しかし、今は本当にたくさんの商品があるので「自由に選べても決めるのが難しい!」というお声も伺います。
そんな方は、内装のデザインや予算、自分たちのニーズなどを踏まえトータルに提案してくれる経験豊富なリフォーム会社を探してみてください。
自分にとってのベストな選択ができるかどうかが、そしてベストな選択ができるようにサポートしてくれるリフォーム会社をみつけることが後悔しないリフォームのためにはとても大切です。
外注のほうがコストパフォーマンスが高い場合も
一概には言えませんが、販売する会社が工事は別の業者へ委託するなどして、複数社のマージンが上乗せされているため、外注したほうが価格を抑えてオプションを手に入れることができる場合があります。
逆に、建設中に変更したほうが外注に頼むよりも安くなるオプションもあります。
外注業者のなかでも、マンションの構造に詳しいリフォーム会社に相談するのがおすすめです。
リマンションでは、マンションオプションやマンションの構造に詳しい専任スタッフが常駐しているので、お客さまの疑問にスムーズにお応えします。
ご入居前のリフォーム工事で新生活がより快適に
では、リフォームを行うのはどのタイミングがベストなのでしょうか? それはご入居前です! ご入居後の場合、当然ながら家具が配置されていますのでリフォームする際にはそれらを一時別の部屋へ移動させる必要があります。
家具の移動はリフォーム業者さんにお願いする場合は手間賃も発生しますし、工事期間中はリフォームする部屋だけでなく家具を一時避難させているお部屋も使えないなど不便が生じたり工事中の作業音をストレスに感じる場合もあります。
入居前なら家具も入っていないため工事もスムーズに進めることができ、なにかを我慢する窮屈感もないため、新生活がより快適にスタートできるのでおススメです。
リフォームをしてこだわりが詰まった空間ほど資産価値が高くなる
ご自身のこだわりが詰まった空間は、似た価値観やライフスタイルの方に共感してもらいやすく資産価値が高まることをお話させていただきました。
ライフスタイルの変化に合わせて住み替えを検討することも選択肢のひとつとなっている現代では、売却することがある将来を見据え、少しでも売りやすいようにリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。