塗り壁ってどんな素材?漆喰と珪藻土の特徴をご紹介
こんにちは。
新人CGデザイナーのアミです。
今回は「一番悩む場所」と言っても過言ではない、壁面の仕様について。
特に“塗り壁”に注目してついてお話したいと思います。
リフォームを機に、壁紙から天然素材の壁材への切り替えを検討される人は多くいらっしゃいます。
見た目の優しい風合いはもちろん、性能や特徴についても見ていきたいと思います。
漆喰と珪藻土の特徴は?
天然素材といえば「漆喰」や「珪藻土」という名前は耳にしたことのある方も多いかもしれません。
では、実際どのような違いがあるかご存じでしょうか?
詳しくみていきましょう!
■漆喰(しっくい)
主成分:消石灰(水酸化カルシウム)
- 高い抗菌性と耐久性をもち、アルカリ成分によりカビが生えにくいとされている
- なめらかで上品な光沢感のある仕上がりも可能
- 高級感のある空間を演出でき、メンテナンスの手間も少ない
- 色あせにくく、室内壁なら何十年も美しさが持続すると言われています
デメリット:
- 作業工程が多く、費用はやや高め
- 下地や施工法によってはひび割れが入りやすいため、使用頻度の高い場所には不向きです
和室や、重厚感・明るい空間にぴったりです。
■珪藻土(けいそうど)
主成分:植物プランクトンの化石(珪藻)
- やわらかな風合いと、ざらっとした手触りが特徴
- 洋風やナチュラルな雰囲気によく合います
- 調湿性能に優れており、湿度40〜60%の快適な状態をサポートしてくれます
- 換気がしやすい広めのリビングなどにおすすめです
その他の特徴:
- 漆喰より耐久性はやや劣るが、施工は比較的短期間で完了
- カラーバリエーションや意匠性が高く、デザインの幅が広い
- 含有率によって費用にばらつきがある
- ビニルクロスと比べて、メンテナンスしながら長く使える素材
■珪藻土の模様デザイン
珪藻土には専用の刷毛やコテでの模様が特徴的です。
ここでご紹介したのは、ほんの一部ですが、他にもたくさん模様がありますので、お好みのものを選んで採用してみてくださいね。
まとめ
今回は、天然素材の塗り壁材「漆喰」と「珪藻土」の違いや、それぞれの特徴をご紹介しました。
見た目のデザイン性はもちろん、性能やメンテナンス性まで考えて選べるのが塗り壁の魅力です。
ご希望のテイストやライフスタイルに合った壁材をご提案いたしますので、
気になる方はぜひお気軽にご相談くださいませ!