圧倒的な存在感!一枚板を選びに木材の製材場へ
こんにちは。スタッフNです。
(Re:Mansion施工管理スタッフNの書いた記事一覧はこちら)
今回は、木材について記載させていただきます。
木材は、最も身近な仕上げ材ですが、個人的に新築マンションをはじめとした内装材として、特別注目しない限り、最近見ないような気がします。
特に、弊社では、洗練されたホテルのようなラグジュアリー内装の設えをさせていただく機会が多く、使用する材料もカラーガラスやタイル等、艶があり、映えるものが多い傾向にあるからでしょうか。
また、昨今の技術の発展に伴う新建材の登場により、新築のマンションでも、木材は少なく、フローリング材にしても、プリントしたシートを貼りつけたシートフローリングの方が、素材として強いため、使用率が70%を超えるような状況です。
そんな中、先日、ジャパニーズモダンの空間をご要望されたお客様のために、木材の製材場に、一枚板を選びに行って参りました。(添付の写真は、その時の写真です。)
木材の中でも、特に運の要素が大きく、反りや形の素材側の状況に合わせて、その時の市場に流れている材料で検討するしかないのが一枚板です。
おそらく、最新の材料からすると、デメリットの方が多い材料になります。
ただ、何十年、百余年と生きたその生命力から来る存在感は間違い無く、空間を一気に締めてくれます。
製材所には、杉が多くあり、今回この材料はカウンターとして仕上げていこうと考えております。
繊細な木製ルーバーに対して、存在感のある杉の木材で整えたものを検討しております。お客様のご了解が取れましたら、ご紹介させていただきますね。
ジャパンディースタイルも良くお話をお伺いする機会があります。
新築マンションの使い勝手の良い材料を選ぶことで、住みやすい空間になっているもののどこか無機質な状態に、一枚板までいかなくても、木材のようなデメリットが多いものの生きた素材を入れ込むのは、無機質などこにでもある感を緩和させるには、一つの手として良いのかもしれません。
以上でございます。
今回は、木材について簡単にですが、記載させていただきました。
皆さまの助力になれば幸いです。