こんにちは。

設計、デザイン、施工担当のスタッフNです。

（Re:Mansion施工管理スタッフNの書いた記事一覧はこちら）

 

今回は、間取りについて、自分自身への振り返りも兼ねて、記載させていただきます。

間取りは、時代により大きく変化して参りました。

特に昨今コロナの影響で、生活スタイルや居住者の住まいに関しての考え方が「がらっ」と一変したように思います。

そんなコロナ以降に増えた間取りのご要望と、コロナ以前からあったものの、特により求められるようになったご要望について記載します。

【コロナ以降】

・書斎

コロナ以降特に増えたのが、在宅勤務のための「書斎室」です。

社会の意識が変わり、書斎を求められることが多くなりました。（私自身もコロナ以降に自宅を購入し、リフォームを行い小さな仕事部屋（書斎）を設けました。）

 

・玄関・廊下の洗面（手洗いコーナー）

特に中古マンションリノベーションの工事で、求められることが多くなったのが、帰宅後すぐに手を洗うための手洗いコーナーです。

玄関、廊下に直接設けるものもあれば、できるだけ、洗面室と玄関を近づける等工夫をご要望いただくことが、増えました。

 

・玄関・土間（室内で作業できる部屋）

第二のリビングとして、玄関・土間を広げ、室内でDIYをしたり、遊んだりできる趣味のスペースを求められる方も増えたような気がします。

 

【変わらないご要望、より求められるようになったこと】

・動線

変わらないご相談として、間取りの各部屋への動線が多いです。

特に洗面、キッチン、収納（WIC）を、軸に回遊性を求められる方が多く、暮らし易さが劇的に改善される要素だと思います。

脱衣所と洗面を分けつつ、洗面とトイレは隣接させ、キッチンと繋げたり、玄関と洗面を近づけるようにする等、ゾーニング（配置）は、水回りと行動から来る動きを、良く検討しています。

 

デザイナーや設計者等、間取りに関する考え方が一番出るのが、間取りの動線かもしれません。

お打合せの中で、スタッフに質疑していただいたら、各メンバーで考え方が異なるので、面白いと思います。

 

皆様の一助となれば、幸いです。

それでは、失礼します。