家具工場での製作過程をご紹介。「棚板(フラッシュ構造)製作過程③ カット~ダボしゃくり、完成まで」
こんにちは、Re:Mansion施工管理スタッフです。(Re:Mansion施工管理スタッフの書いた記事一覧はこちら)
家具工場での棚板の製作過程を3編に渡りご紹介しております。
今回は最終回の「第3回目」です。
6、横幅のカット
棚板を設置する箱内部の幅寸法を測ります。
写真はTVボードの扉内部の幅の採寸をしているところです。
採寸した寸法より、1.5mmほど小さく棚板を横切りという機械でカットしていきます。
切りすぎないよう慎重に!
カットした棚板を内部に仮に収めてみました。
良い感じに収まりました。注)かなり精度が要求されます。
カットした棚板の角面は、ペーパーやすりをかけて、きれいに滑らかにします。
7、ダボしゃくり ~ 完成まで
次に登場するのが、↑この機械です。トリマーです。先端に特殊な刃がついており、回転して削ることができます。
このように、ダボの位置にトリマーをあてると、
棚受けのダボの形状に削ることができます。
4か所を同様にダボしゃくりして、棚板を収めました。
こんな感じになります!
他の棚板も同じように作業して、まとめて梱包して、完成です!
一つ一つの工程を慎重かつ正確に進めていくことが大事になります。
全3回に渡り、棚板の製作過程をお伝えしてきました。長々とお読みくださり有難う御座います。
また、棚板の追加取り付けも可能ですので、ご依頼お待ちしております。