”思い出をのこした”中古マンションフルリノベーション
こんにちは。Re:Mansion広報スタッフです。(Re:Mansion広報スタッフの書いた記事一覧はこちら)
先日公開したYouTube [Re:Mansion channel]
[築約30年]中古マンションリノベーションROOM TOUR。
みなさんは、もうご覧になりましたか。
(【中古マンション】築30年が新築越え!フルリノベーションで蘇る、快適モダンルームツアー【介護リフォーム】)
動画でもご紹介の通り、オーナーEさまは、以前に新築マンションを購入され、その際も、Re:Mansionが内装PLANをご提案いたしました。
間仕切りを造作してLDKにリモートスペースを新設@滋賀県E邸
(【新築ルームツアー】最高&最新のマンションオプション大公開!)
こちらの内装PLANを大変お気に召してくださり、今回のリノベーションにおいても、「また、同じやつをお願いします」と、リピートしてくださるほど!
Eさまからの、またとないお声がけによって実現した、快適モダンな中古マンションフルリノベーション。
実は、ROOMTOUR動画ではご紹介しきれなかった、EさまやRe:Mansionのハートフルなこだわりエピソードが沢山あります。
本日のブログでは、その一部についてご紹介いたします。
中古マンションや、戸建てフルリノベーションを検討中の方はもちろん、新築マンションの内装PLANをお考え中の方も、“既設材とのカラーコーディネート”などの参考に。ぜひ、ご覧くださいませ。
唯一、何も手を加えなかった場所
今回のリノベーションにおいて、私、広報スタッフが1番好きなPLANが、“玄関開放PLAN”。
マンションの玄関とは思えない、圧倒的な開放感。
以前は持て余していた、洋室を解体し「玄関ホール」として蘇った、贅沢な空間デザインです。
開放的な印象を壊さないために施した、光がこぼれる間仕切りルーバーも、華やかさを演出してくれていますね。
モダンな玄関ベンチの背もたれとして、一体となったルーバーは、ミニマルなデザインでありながら、ユニークなアクセントともなり、うるさすぎず、さみしすぎず、絶妙な空間のバランスを作り上げてくれています。
それでは、玄関:反対側からの視点もご覧ください。
黒い「玄関ドア」が、白と木目で統一された空間の中で、くっきり浮いていますね。
実は、施工前は、壁になじませるため、玄関ドア内側も白く塗装する計画でした。
ところが、工事が進む中、現場に立ち寄られたオーナーさま。
天井も床も壁も、何もかもが解体され、全く新しい空間に生まれ変わろうとしている、長年の暮らしたお住まいをご覧になり、「まだ、住んでいた頃の状態のこの玄関ドアだけは、思い出として、このまま残してほしい」と、プランナーに切なる想いを伝えたそうです。
世の中は、事業や商品、考え方、生き方、全てにおいて異常なまでに「新しさ」を重視しますよね。
「新築」や「新機種」「モダンデザイン」「新しい発想」のために、古き良きものや、それまで大切にしてきたものを惜しみなく捨てることは、必ずしも正しいことであると、私は考えません。
Eさまの、長年過ごしたお住まいを大切に想うお気持ちに、私は、とても感動いたしました。
もちろん、間取りや、床・天井、設備などは、ほとんどが老朽化し、刷新すべき状態ではあったため、フルリノベーションをしたことは、大正解だと思います。
その中で、唯一以前の面影を残す玄関ドアがあるからこそ、それまで暮らした思い出も薄れることなく、そして、ドアを見るたびに「こんなにキレイに生まれ変わったんだ」という喜びにもつながりますよね。
きっと、お住まいに対する愛情も一層増すことでしょう。
また、デザイン的な視点においても、白と木目の淡いカラートーンの中で、キリっとした玄関ドアの黒が、深みあるカラーアクセントとして効いており、美しく調和されていますね(偶々ですが)。
Eさまが偶然、現場に立ち寄っていただいたおかげで、思い出の一片をそっと残しておくことができ、本当によかったです。
思い出を残したフルリノベーション。
いかがでしょうか。
Re:Mansionでは、中古マンションや中古物件に限らず、新築リノベーションにおいても、既設材をなるべく上手く活かす方法や、思い入れのある大切な家具が、ご新居でも美しく映える内装デザインなどのご提案も承っております。
どうぞお気軽にご相談くださいませ ^^ ♪