【Part4】CGパースクリエイターのお仕事道具、自作PCをご紹介
CG担当の橋本です。(CG担当橋本さんの書いた記事一覧はこちら)
今回もしつこく引き続き、CG制作用パソコンの話しの続きですが、最後とします。
前回は新しくパソコンを用意するに当たり、メーカー品ではなく、一つひとつパーツを取り寄せ、組み上がったPCの運用を始めたという話でした。
しかし、使用してみてこのPCの性能については「体感的にですが、レンダリングの速さが前PCに比べて2倍かそれ以上に感じられます。」程度の結構あいまいな感じでしか分かっていませんでした。
今回、以前作成したCGのモデルデータを再度レンダリングを行い、簡単な検証を行いたいと思います。
そこで、過去のデータを新しいPCでレンダリングを行い、掛かった時間を比較したいと思います。
データ量の少ないモデルを使用するよりテータ量の大きい物を使用した方が差がより分かりやすいと思い、こちらのデータを用意いたしました。
以前のブログでもご紹介いたしましたが、この物件かなり大変でした。
データ量も多くモニター上での作業も動作が重たかった記憶があります。
なぜかは分かりませんが、Backburnerが使えず(設定があるのかも?)、一つひとつレンダリングした記憶があります。
しかも、どのシーンも1時間以上掛かりレンダリングだけで1日作業だった記憶もあります。
とは言っても過去の作品です。以前のPCもありません。あってもレンダリングしません時間の無駄です。
比較する時間は「1時間以上掛かった」と言う記憶だけです。すいません。
では早速レンダリングしてみました。
結果、なんと19分3秒。
以前1時間以上掛かったシーンがなんと19分です。
少なくとも三分の一の時間でレンダリングを終えました。
しかもモニター上のデータ編集もサクサク動き快適に作業が出来る環境です。素晴らしい。
数年でここまでPCの性能が上がると思うと今後がさらに楽しみです。