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既存ドアを開戸から引戸に~施工過程をご紹介~

こんにちは、Re:Mansion施工管理スタッフです。(Re:Mansion施工管理スタッフの書いた記事一覧はこちら

今回は、リビングから洋室にアクセスするための「開戸」を「引戸」に変更した施工事例をご紹介します。

施工前イメージ(開き戸)

施工前イメージ(開き戸)

上の写真が今回施工する、「開戸」です。
こちらの建具を引戸に変更していきます。

【工事の過程は、引戸本体は新しく工場で製作し、建具枠は既存のものを改造してからシート貼り仕上げていく流れになります。】

 

まず、開戸本体を取り外し、丁番、ラッチ受けを取り外します。
丁番を止めていた、ビスの穴や、ラッチの穴、戸当たりの溝が枠に残ってしまうので、枠の内側にメラミン材を速乾ボンドで貼ります。

※メラミン化粧板は、薄くて平滑でかつ強度面もあるので、シートを貼るための下地として使用しております。

 

既存の枠の角は面取りになっているので、メラミン化粧板を貼ってから、トリマーという器具で既存の面と同じ角度でメラミンの角を取り、ペーパーで擦り、既存の枠と一体になるように角を仕上げます。
尚且つ今回は、リビングの壁一面にタイルを貼ります。
既存の建具枠との取り合いもあり、タイルの厚みを加味し、約15mm枠を木下地でふかしました。こちらも面取し、既存の枠と一体になるようにします。

開き戸枠の施工箇所

開き戸枠の施工箇所

そして、枠の準備が整ったら、枠にシートを慎重に貼っていきます。

施工イメージ

↑枠にシートを貼ったところです。

 

引戸本体にも枠と同じ品番のシートを貼り、合わせていきます。
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扉の仕上がりはこのような感じです。

シートの品番はリビング側に貼るタイルに近い淡いホワイト系で合わせております。
そして、レールを取り付け、扉を取り付けていきます。
※レールはアウトセットで、壁に外付けタイプです。

引き戸完成イメージ

完成がこのような感じです。↑

レールには、ソフトクローズの機能を持たせているので、戸の開閉が柔らかい仕様です。
リビングのタイルは、これから施工なので、完成が楽しみです。

ブログ掲載時には、完成しておりますので、別の機会にご紹介させて頂ければと思います。

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