リマンションの中でもご注文の多いオーダー家具！

その中で今回は、関東エリアの新築マンションをご購入されたO様邸に納品させていただいた、オリジナリティあふれる壁面収納をご紹介していきます。

ご紹介するのはリビングダイニングの「壁面ディスプレイ収納棚」、LDKに隣接する洋室の「テレビボード＆トール収納棚」、そしてキッチンスペースの「カップボード」になります。

 

オーダー家具だけでなく、家具を中心に考えこまれた空間全体の内装デザインにもご注目ください。

 

デザインを極める「ミラー」「照明」「カラー」の組み合わせ

 

Oさま邸のプランの中でも特に目を見張る壁面収納がこちらです。

梁下に納めつつ、木目やミラーの横ラインで揃えているので、空間を広く感じさせます。ダイニングから繋がるカウンター上の大型ミラー、キッチンスペースのカップボードまで、リマンションでプランを担当させていただきました。。

ミラーレイアウト、照明位置、カラーセレクトにこだわることで、家具単体ではなく空間全体に統一感を与えています。

 

写真左上にはエアコンが設置されていますが、家具のダークブラウンに目が行くのでそこまで目立ちませんね。

最近の家電デザインはかなり美しいものが多いですが、それでも違和感が出てしまう場合も。エアコン部分も美しく収まるようにプランナーが意識してプランニングさせていただきました。

 

 

キッチン側からダイニングを見た様子です。

奥行のある棚は手前に、奥側をスリムに仕上げることで、視覚的に空間がより広く感じられるよう配慮しました。

ちなみに奥側は、Oさまからソファを配置したいとご希望があったので、あえて収納機能は備えずパネル貼りで仕上げさせていただきました。

 

また、画像をご覧いただくと、天井や壁面クロス、床面のフローリングはホワイト系のカラーがセレクトされているのがお分かりいただけますね。ホワイト系のカラーにアクセントクロスで彩りを加える方もいらっしゃいますが、今回は大型の家具をダークブラウンでにすることで、空間が引き締まり色味を厳選しつつ、空間全体のバランスを整えることができました。

 

家具設置面のオープン部にはミラーを施工し、お部屋を広く感じられるように。照明効果も加わり、リビングダイニングが一気に華やかに仕上がっています。棚に飾るものでお部屋の雰囲気が変わるのもポイントです。

 

 

 

下部分のミラーは、「四方面取り」と呼ばれる加工を施しています。一枚一枚のミラーの四隅を削り角度を付けているので、立体的に仕上がっていて可愛らしいですね。

 

一方で各オープン部にはめ込んでいるミラーは「磨き仕上げ」となっています。

 

 

家具部に接する部分に急な凹凸はなく、すっぽりキレイにはめ込まれています。

画像右側の棚板はガラス棚でプランさせていただきました。ダボ穴を設けているので棚位置はそれぞれ3段階に変更できます。

 

 

扉をすべて開けてみました。

縦に長い収納スペースは、J型取っ手の開き戸。

横長の収納スペースは、下から上に向かって扉を持ち上げて開く上開き扉となっています。

 

 

こちらが家具の図面です。扉や内部の寸法、ガラスの割り付けまで一枚でご確認いただけます。

ちなみに下台の収納部（右側面）には点検口が設けられていたので、そこだけ点検時に棚板を外せる仕様にさせていただきました。

 

テレビ設置面には収納とエコカラットで落ち着きを

ダイニングの壁面ディスプレイ収納棚と対面する洋室には、L字型の壁面収納を納品させていただきました。

 

 

画像左側には天井いっぱいまでのトール収納を。

右側のローボードはテレビボードなので、天板中央に配線用の穴が設けられています。

 

 

扉をすべてオープンにしてみました。

内側の扉部分まで木目がキレイに揃っていて美しいですね。

 

 

テレビ設置背面にはエコカラット「パールマスク／ホワイト」を施工しています。細かい模様と凹凸がさり気なくオシャレです。

テレビ設置面の上側はエコカラットだけでは少々殺風景でしたので、ワイドな飾り棚を取り付けました。これで、壁全体をバランスよく装飾できます。

こちらも設計担当から、家具図面をいただいてきました。

テレビ本体は、65型のものを想定しています。天板から通したコード類は、そのまま右側面のマルチメディアコンセントへと配線できるようにしています。

配線が外に見えると途端にゴチャついて見えますし、ホコリや汚れも溜まって掃除が手間ですが、リマンションでは配線まで取り込んだ家具プランをご提案させていただいております。収納したいAV機器がある方はぜひお打ち合わせ時にお伝えください。

 

ガラス扉とミラー！魅せるカップボード

最近のキッチンスペースは、リビングダイニングから見えるタイプが多いです。そのため、カップボードもデザイン性にこだわりたい、ダイニングと統一したいとのご希望が増えています。

O様邸のカップボードもデザイン性にこだわって、シンプルながらどこか高級感のあるデザインに仕上げさせていただきました。

 

 

リビング側の壁面収納の扉と、カップボードの吊り戸のガラス扉を揃えていることも、統一感を生んだポイントです。

 

 

キッチン吊り戸のは扉に高級感たっぷりのアルミフレームガラス扉を採用。

中がうっすら透けるタイプもございますが、O様は内部をしっかり隠せるタイプをご希望でした。

 

 

キッチン天板は、システムキッチンと揃えて「アドヴァン／カレドニア」を採用。

オープン部の背面には、ミラーを取り付けさせていただきました。限られたキッチンスペースに奥行きが生まれましたね。

 

 

内部にはダストボックスを収納できるスペースもご用意。

サッと引き出せるように、底板をなくしました。

 

カップボードの図面もご用意しましたので、ぜひご覧ください。

 

お住まい全体の工事仕様図も掲載させていただきます。

 

この仕様図には、各所の施工内容などがすべて記載されております。ご紹介していない洋室やトイレにも工事に入らせていただきました。

 

 

最後に工事前のお部屋の様子を簡単にご紹介。工事後の画像とぜひ照らし合わせて比較してみてくださいね。

 

 

リマンションでは内覧会終了後に最終の家具図面、最終御見積書、工事仕様書をお客さまにご確認いただいております。

口頭でのお打ち合わせだけでは、後から内容に間違いが出てしまうからです。

 

リマンションにご相談いただく多くのお客さまは、お引越し日が確定している方ばかり。工事のスケジュールがずらせない場合が多いので、スムーズにお部屋のお引き渡しを行うためにも、お客さまには仕様図の内容確認をお願いしておりますので、ご協力をお願いいたします。

 

リマンションでは、今回のようなオーダー家具だけでなく、お住まい全体の内装工事プランも承っております。

ご相談時期は早ければ早い方がじっくりとプランが練れるので、新築マンションをご購入されたらぜひお早めにお問い合わせくださいませ^^