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WORKS施工事例

軽やかさと重厚感が共存するエレガントな住まい -大阪市中央区O邸-

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今回ご紹介する大阪市中央区O邸は、リビングダイニングだけで約20畳もの広さを有するお住まいです。

その広さを活かしてリビングダイニングの一画に、さりげなく格子で仕切られた、特別感たっぷりのデスクスペースをご用意しました。L字型に設えられたデスクまわりには、壁面にラグジュアリーな磁器質タイルを貼り、やわらかな光をまとったラウンドミラーと、アイキャッチとなるペンダントライトをプラス。

引き出し収納なども手の届きやすい位置に設けているので、趣味や仕事、自分磨きにと、時間を忘れて没頭できます。

ノイズのないエレガントな内装デザインは、リビングダイニング、キッチン、玄関、廊下へとつながり、お住まい全体がまるでホテルのよう。オーナーさまのライフスタイルに寄り添い、ホテルライクに変貌した大阪市中央区O邸の全貌を早速ご紹介いたしましょう。

竣工:2023年2月

立地:大阪府大阪市中央区

目次

 

淡く色づいたマテリアルで洗練された広々LDK

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開放感たっぷりのリビングダイニングは、テレビを設置する壁面全体に磁器質タイルを施工しました。
また、天井に造作工事を施し、コーニス照明を仕込むことで、淡い光が程よく降り注ぐプレミアムなベース空間に仕上がりました。

 

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採用した磁器質タイルは「ZE-0521(BRITS /ブリッツ) /リビエラ」になります。天然石の風合いが表現されたタイルは、色の濃淡まで美しく高級感がありますね。また、広々としたリビングダイニングに見合うように大判サイズのタイルを採用しているので、より優美な印象となっています。

 

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磁器質タイルを施工した壁面の一部(窓側)には、クリアミラーを施工しています。窓と空が映り込んで、まるでリビングダイニングがさらに奥へと続いているかのよう。程よい奥行き感が、ますます開放的な空間へと導いています。

クリアガラスの施工箇所にあった既存コンセントは、右側壁面へと移設し、幅木も撤去しているので、遮るもののないオーダーミラーが床から天井まで続いています。また、少し分かりにくいですが、窓側の天井にも照明を仕込んでいるので、夜は窓まわりもかなりラグジュアリーに演出されます。

 

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LDK全体とキッチン奥の洋室は、ベースクロスをすべて「WVP4251 /東リ」に貼り替えています。点在するダウンライトの光によって、クロスの滑らかな色味と質感が照らし出されます。

 

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続いてキッチンスペースをご紹介いたします。キッチンスペースは背面ぴったりにフルオーダーのカップボードを製作&設置。さらにオープン部の壁面に磁器質タイルを施工し、集光タイプのダウンライトを1灯新設しました。床面にはお手入れがラクな塩ビタイルを貼り合わせています。

 

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こちらがカップボードになります。既存のシステムキッチンのカラーリングと相性のよい面材をセレクトしているので、キッチン全体が統一感たっぷり。また、オーナーさまのライフスタイルやご希望に合わせて、家電やダストボックス類はすべて隠す仕様でプランニングさせていただきました。

 

さて、ところで気になるのは左手側のダークカラーの部分です。一体、中はどうなっているのかというと…。

 

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実はこちらは、冷蔵庫の収納スペース。扉がスライド仕様になっており、キッチン奥まで移動させることができます。開き戸のように、扉を開閉するスペースを必要とせず、来客時などはスライド扉を戻すだけで一気に生活感が隠せます。

冷蔵庫の設置面にはコンセント口の他、上部には2段の収納スペースを設けました。

 

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カップボードのオープン部には、背面に磁器質タイル「TL81191 タイムレスマーブル カラカッタゴールド /サンワカンパニー」を施工しました。新設したダウンライトの光が当たると、艶やかな表情が引き立ちます。

 

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続いてこちらはキッチン奥側の収納部です。滑らかなカラーリングの両開き扉の中には…。

 

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棚板の位置を変更できるダボ穴付きの収納棚が用意されています。スリムな見た目以上に収納力があり、電子レンジや炊飯器などの家電類の収納もOK。

ちなみにこちらの両開きの扉、料理や家事の最中に扉が体に当たるのでは?とのお声が上がりそうですが…。

 

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ご安心ください。実は、収納スペースの両脇に扉を格納するスペースが設けられています。開いた扉をそのまま奥に差し込むだけで、フルオープンの状態になるので、作業中のものの出し入れがラクに行えます。

ちなみに、一番下の扉は手前に引き出せるスライド棚になっているので、炊飯器の指定席におススメです。

 

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キッチンスペースの床面は、自然な石目柄を追求した塩ビタイル「MZR-735 /田島ルーフィング」を貼り合わせました。

 

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床を貼り替えることで、キッチンとリビングダイニングに境界線が生まれました。

家電を隠すことで生活感をなくしつつ、扉の「移動」「収納」を可能にすることで使い勝手にも配慮。さらに、カップボードの一部の扉をダークカラーにすることで、デザイン性を持たせ、空間にメリハリを生みました。ここまでこだわってプランニングできるのは、リマンションのオーダーメイド家具だからこそ。

 

 

ノイズのない特別なパーソナルスペース

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こちらは冒頭でもご紹介した、デスクスペースになります。リビングダイニングと同様、ベースクロスをすべて貼り替えています。

 

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L字型のデスクスペースの中でも、ラウンドミラー(800φ)を設置したスペースはドレッサーとなっています。こちらは、左手に窓があるので自然光が入るのもうれしいポイント。毎朝の身だしなみを整える際、自然光と間接照明の光に程よく照らされて心地よくご利用いただけます。

 

また、角部分には、オーナーさまが選ばれたこだわりのペンダントライト「IC LIGHTS S2 /FLOS(フロス)」を取り付けました。絶妙なバランスと優美なフォルムの誇る名作照明が、デスクスペースのアイキャッチとなっています。

 

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ラウンドミラーの背面には、女優ミラーのように間接照明を仕込みました。さらに背面には、大理石調の磁器質タイル「TL81191 タイムレスマーブル カラカッタゴールド /サンワカンパニー」を施工しました。

こちらの磁器質タイルは、カップボードのオープン部に使用されたものと同じ品番になります。

 

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ドレッサーの側面には、リビングダイニングから程よく死角になる向きで、化粧品・スキンケア・ヘアケアなどのアイテムをたくさん並べられる収納棚をご用意。使いたい時にサッと取り出せるように、扉はプランしていません。

 

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ドレッサー横には、真っ白な壁面収納をフルオーダーで製作&設置。たっぷりの収納力を持ちながら、扉を閉めればまるで壁面の一部のように存在感を消して佇みます。また、大きな壁面収納は、LDKの入口からドレッサーを目隠しする役割も。

 

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壁面収納の中央スペース(左)は、オーナーさまのご希望に合わせて、扉部分を両サイドに収納できる仕様にしました。また、中央の収納スペース(右)には、インターホンがありましたが、壁面収納の中に一体化させました。インターホンの音が内部にこもらないように、側面を格子状にプランしています。

 

ちなみにこちらの壁面収納を設置したスペースですが、リノベーション前は天井高に違いがありました。

 

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こちらが内覧時の様子です。赤い点線部分が壁面収納を設置したスペースですが、LDKの入口の天井と段差があります。このままの状態で壁面収納を設置することもできますが、仕上がりの印象をよりよくするために、天井をふかす(凹みを埋め、仕上げ面を周囲と揃える)ことに。

 

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いかがでしょうか。壁面収納の手前の天井の高さを、LDKの入り口側の高さに揃えることで、デスクスペースが自然にゾーニングされました。ダウンライトも既存の配灯からすべて見直しているので、各所に陰影が生まれてとても美しいですね。

 

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こちらは格子横のデスクスペースになります。広々としたデスクまわりには、用途に合わせてコンセント口を新たに設けているので、ノートPCやタブレットの作業や充電もスムーズに行えます。足元にはキャビネット収納を用意し、大切な文具や書類を収納できます。キャビネットはキャスター付きなので、たっぷり収納しても移動がラクに行えるのも◎。

 

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キャビネットの引き出しの取っ手には金物は使わず、手がサッと掛けられるJ型取っ手形状を採用しました。

 

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リビングダイニングと程よく空間を分ける格子も、今回の内装デザインを盛り上げ、印象的な空間に導いています。存在感が出すぎないように、色味はデスク天板や、窓枠などのダークカラーに揃えました。

 

天井まで伸びた「縦のライン」、フローリングや天井の「横のライン」、ラウンドミラーやペンダントライトの「丸いフォルム」など、LDKの中に散らばるたくさんの「ライン」や「カタチ」が、間接照明の灯りによってまとまり、

ホテルのように統一されたエレガントな空間に仕上がりました。

 

凛とした空気が漂う玄関・廊下

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玄関スペースは、ベースクロスを「WVP4254 /東リ」に貼り替え、既存の照明を撤去。新たに、折り上げ天井に造作工事を行い、コーブ照明を仕込みました。玄関正面の天井にダウンライトを新設し、側面には、カラーガラス「EB4(エクリュ) / NSGインテリア」と、玄関ミラーを設置しています。

 

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こちらはカラーガラス「EB4(エクリュ) / NSGインテリア」を近くで見た様子です。明るすぎず暗すぎない絶妙な色合いと、程よい透明感が、単色ながら玄関全体を上品でラグジュアリーな雰囲気に導いています。

 

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カラーガラスの施工面には、腰高の位置にマーブル模様の飾り棚をプラス。カギやハンコの他、写真やグリーンなどを置いて、ディスプレイを楽しむことも。反対に、何も飾らなくても絵になるシンプルなデザインとなっています。

飾り棚は、擦り傷がつきにくいメラミン化粧板「SAL-1801KM /AICA」で仕上げました。

 

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飾り棚やカラーガラスの施工面にも、集光タイプのダウンライトを新設しました。ガラス面を間接照明の光が流れる様は、いつ見ても美しく、帰宅時や外出時の一時がきっと心落ち着く瞬間になることでしょう。

ちなみに、玄関スペースにはもともと人感センサーが付いていましたが、新しい照明プランに合わせて、スイッチ回路を変更した上で移設しています。

 

 

「CGパース」と「Before → After」

最後にご紹介するのが、ご提案させていただいたCGパースです。

今回は、LDKと玄関を中心にCGで内装デザインをご提案させていただきました。より再現度の高さが伝わるように、工事前後のお住まいの様子と合わせてご紹介いたします。

■CGパース(リビングダイニング横/デスクスペース)

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■Before → After(リビングダイニング横/デスクスペース)

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デスクスペースは、正面のミラーまわりの装飾を中心に、数パターンのデザインプランをご提案させていただき、最終的にやさしくエレガントな印象の丸型ミラーに確定しました。

格子の間仕切り部分も、CGパースと実際の写真を並べても違和感がありません。

 

■CGパース(リビングダイニング&キッチン)

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■Before → After(リビングダイニング&キッチン)

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キッチンは、ダークカラーで設えた冷蔵庫の収納部や、オープン部の磁器質タイルの見栄えが気になるスペースです。

CGパースで全体の印象をご確認いただいた上で、内覧時に施工場所を確認しているので、仕上がりの寸法に違いはありますが、デザインには大きな変更はなく、大変ご好評いただきました。

■CGパース(玄関)

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■Before → After(玄関)

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玄関スペースは、他と比べると小さな空間なので、マテリアル選定が特に重要なスペースです。

今回は、選定している面材の色味が控えめなので、広範囲に施工した時に物足りなくないかなどを再現させていただきました。また、CGパースで再現された飾り棚の位置は、あくまでも仮となっており、実際の設置箇所は現調が終わった後や現場で確定していく流れになります。

 

いかがでしたか。今回ご紹介した大阪市中央区O邸は、やわらかく上品な色味をメインカラーとして選びつつ、ブラウンやブラックなど、濃い色味をアクセントとして適度に組み合わせることで、エレガントな軽やかさと、重厚感が共存する邸宅へと変貌を遂げました。

 

リマンションではお打ち合わせに回数制限を設けておりませんので、インテリアのテイストに悩まれている場合など、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

お問い合わせをお待ちしております。

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オーダー家具製作、タイル工事、照明工事、ガラス工事、クロス工事etc.
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