【Part1】CGパースクリエイターのお仕事道具、自作PCをご紹介
CGパース担当の橋本です。(CGパース担当橋本さんの書いた記事一覧はこちら)
今回もCG作成には欠かせない道具(PC)ついてお話したいと思います。
以前お話ししていたPC調子悪問題、こちらの続きをお話しします。
作業用とレンダリング用の2台所有しておりますが、2台とも調子が悪い問題、その内の1台が先日とうとう使えなくなりました。
現状今は1台でやりくりしておりますが、早急に手を打たねば業務に支障が出るかもしれないので、代わりのPCを1台用意しようと思います。
せっかくなので、今回はテーマを決めてちょっとこだわりたいと思います。
テーマは、「高性能、省電力、コンパクト」です。
以前のPCは高性能なワークステーションを使用しておりましたが、その代わり電気をバカ食いし、仕事部屋で3台以上同時に使うとブレーカーが落ちるという代物、しかも本体の大きさもバカでかい、完全に業務用ですね。
これを解決したいと思います。
私はゲームが大嫌いで一切しませんが、近年ちまたではeスポーツが盛んとなり自分でPCを組む、いわゆる自作パソコンがとても進歩しているようです。
なのでゲームではなくCG用に1台自作することにしました。
今回はパーツを1つづつ用意し組み上げたいと思います。
それでは「性能、省電力」についてですが、前回のPCより計算速度が速い物でなければ意味がありません。
PCの頭脳部分であるCPUですが、最近は技術の進歩で業務用のCPUでなくても一般向け最上位のCPUであれば以前のPCより速いことがわかりました。
ひと昔であれば「入ってるインテル」で有名なインテル社が最強かと思っていましたが、今では以前安物イメージのAMD社が近年では最強最速のようです。
よって、CPUはAMD社のRyzen9 5950X(16コア32スレト)で決まりです、消費電力が以前よりとても抑えられます。
これを基本に各パーツの選定を行いました。
最後にパソコンの本体ケースについてです。
テーマの「コンパクト」ですが、小さいだけでなくデザインにもこだわりたいですね。
見た目は大事です。BO100というケースを選びました。
このケースは小さくてデザインもよくカワイイです。
CPU : Ryzen 9 5050x
GPU : NVIDIA Quadro P2000
マザーボード : ASUS AMD AM4 搭載 マザーボード ROG STRIX X570-I GAMING【mini-ITX】
メモリ :DDR4-3600 64gb
CPUクーラー : 簡易水冷
電源BOX : 850W
SSD : nvme M.2 ssd pcie3.0 256gb
ハードディスク : 6tb
パソコンケース : BO100
以上の9パーツです。自作といっても各パーツをはめ込むだけの簡単なものです。
そんなに時間もかかりません。各ソフトなどのセットアップの方が大変かも。
ほぼパーツはそろいました、CG作業のタイミングを見て組み立てようと思います。