[家具職人便り]裏技で面材を薄~く加工してみました
今回は家具の仕上げのお話しです。
通常家具の仕上げは見えない所は、ラワン合板を貼り、化粧面(見えてくる所)は施主さまがお決めになった素材を貼り仕上げます。
ただ、今回は家具の前面(木口面)に貼る素材を化粧合板のままでは厚みがあり、そのままでは貼れないので、ある加工をすることにしました。
通常は『プレーナー』と呼ばれる機械を使います。
繰り返し使っているので、かなり味が出ていますが、まだまだ現役で頑張ってくれています。
さてこのプレーナーで加工をしていくのですが、今回はできる限り薄くしたいので、荒技ではありますが、親父から伝授してもらった手押しを使って薄くしていきます。
これはあまりお勧めできないのですが
プレーナーよりももっと薄く出来ます。
※危険なので真似しないで下さい。
この方法で加工したのがこれです。
そして、さらに家具に加工したのがこちらになります。
究極を突き詰めていくと、なんの仕事でも一緒ですが、こうなっていきますよね?
これからももっと突き詰めて製作していきます。
オーダー家具のご依頼お待ちしております!