図面担当直伝!家具図面の見方。
こんにちは!リクリエイトのヨシナガです!
そろそろ春が近づいていますね(^▽^)/
私はプランナーですが、最近は現場を担当することも多くなりました。
現場作業で実感するのは「冷え」です!
工事中の現場は暖房がないので、かなり冷えます。
でも、最近は日中の作業もあったかく感じるようになって、だんだん春が近づいているんだなと実感してます。
さて、そんな吉永がお送りするスタッフブログ。
今日は「図面の読み方・見ていただきたいPOINT」を紹介いたします!
「家具の図面を送られても、正直見方が分からない…」ってお客様、実は多いのではないでしょうか。
私もこの仕事をしていなければ、絶対分かりません・・・。
そこで今回は、図面担当直伝のチェックポイントを分かりやすくお伝えします。
まず完成図面です!
今回はリマンションに多くお問い合わせをいただく、カップボードでご紹介させていただきます!
どの図面でも見方は基本的に変わらないので、その他図面でも参考にしてくださいね(^▽^)/
いかがでしょうか。
こんなの送られてきても、どこをみたらいいの?!ってなりますよね・・・。
今から詳しく説明していきます!
POINT①
まずは右上に書いてある【仕様】の部分を見てください!
ここには天板や扉面材のほか、炊飯器用のスライド棚がある場合はスライドコンセントなど、必要なデータがまとめて書いてあります!
例えば、配線孔キャップや間接照明が入る場合もございます。
お打ち合わせで決定した品番と間違っていないか、抜けていないか再度ご確認してください(^▽^)/
また、まだ品番が決まってない場合は、【未確定】や【サンプル請求済み】、【CGパース近似】など、状況を書かせていただきます!
ちなみに今回の例は、CGパースでご提案済みのお客さまでしたので、【CGの確認】と書かせていただいております!
さらに、カップボードの場合は冷蔵庫のサイズも確認し、記載します。
なぜかというと、ギリギリのラインまでせめてカップボードと冷蔵庫が一体化して見えるようにするためです。
POINT②
「引き出しや開き扉には何がどれだけ入るの?!」
「オーダーメイドだからしっかり考えたい!」
そういったお客様はたくさんいらっしゃいます。
収納物が事前に決まっている場合は有効内寸がとても重要です。そんな時は、ここもぜひご確認ください!
上の段から黒字で「150*202*202*202*219」と書いてますね。
ここは引き出しの内部の寸法ではなく、扉のサイズになるので要注意!
次に、上から「70*120*120*120*120」と赤字で記載しているところは引き出しの「箱」のH寸法。
青字で記載しているところは実際の有効H寸法です!
「三段引き出しが欲しくて、有効寸法はこれだけ欲しい・・・けど、寸法の割り方が分からない」
といった場合でも、大丈夫です(^▽^)/
「これを収納したい」「このサイズ・〇段の引き出しが欲しい」など、具体的にお伝えいただければ、こちらで計算します!!
POINT③
図面を見ていると「幕板」「フィラー」など、見慣れない文言が出てきます。
お客様からのご質問でも、このお声が一番!なので、今回は改めてご説明いたします。
これは調整材です(^▽^)/
赤字で「報知器干渉」と書かれているのが分かりますでしょうか。
このように、扉を開閉する際、報知器に当たってしまう可能性も十分にあります。
そこで幕板の出番!
幕板を25~30にすることで、扉の開閉位置を調整し、報知器を避けることができます。
収納量を減らしたくないといった場合は、報知器の移設なども可能です。
ただ、報知器の移設は慎重に行う必要があるので、現地確認後に改めてご相談させていただきたいポイントとなります!
いかがでしょうか。
家具の図面にはたくさんの情報が詰まっていますが、図面の見方と用語を3つのポイントに分けて、簡単にではありますがご紹介させていただきました。
家具の内容はお客様一人一人によって様々なので分からない場合はいつでもお話しくださいね!
以上ヨシナガでした。