CGパースってどうやって作ってるの?
今日のブログは、CG担当の橋本がお送りします。
リクリエイトでは、オプション工事の規模が大きいお客さまを対象に、施工後の内装をCGパースでご提案しております。
例えばこんな感じです。
CG内にお客さまの指定された仕上げ材やインテリアをレイアウトすることもあれば、こちらで厳選してセレクトしたものをご提案することも。
一体どのように出来上がっているか、気になりますよね。
そこで今日は、CGパースが出来上がるまでの一連の作業を紹介いたします。
CGパースの作業は大きく①~③に分けられます。
①最初にモデリング
モデリングとは一言で言うと形を作ること。
建物、室内空間、照明、キッチン、椅子やテーブル、TVボードなどの家具、冷蔵庫やエアコンなど家電。
形あるものすべて作ります。
この作業が一番時間がかかります。
モデリング作業自体はそれほど難易度は高くありませんが、忍耐!
資料が平面図だけでパースを先行で作成することもあります。
そんな時は少しだけ建築の知識が必要ですね。
②次はマテリアル
マテリアルとは一言で言うと色付け。
こちらは3Dソフト(3dsMAX)以外にも有名な写真加工ソフト(フォトショップ)も使います。
色付けと言っても床や壁、木目など実際に建材メーカーや家具メーカーに存在する物に近づけるために色々試行錯誤。
出来上がりを想像しながら作業を進めます。
③-1カメラを置く
作成した空間にカメラを設置します。
実際のカメラの様にシャッタースピード、レンズ絞りなど色々な設定があります。
空間の照度など想像しながら設定します。
カメラアングルでセンスが試される?
それより、造りてとしてはココをお客様に伝えたい!が中心のアングルになります。
③-2その次はライティングです。
ライティングとはその名の通り照明の光源や窓からの太陽光、空、月明かりなど、現実世界に合わせて光源すべてセットし調整する作業です。
この作業はとても大切です。
せっかく①②の作業を完璧に行ってもライティングに失敗すれば、すべて台無し。
経験と勘を一番必要とされる?かもです。
試行錯誤で日々成長です。
③-3仮レンダリング
レンダリングとは、これまでに入力した内容を計算しながらパース画像を描きだす作業です。
描きだされた画像が納得のいくイメージになるまで②~④の作業を繰り返し調整。
そして最後に本レンダリング!
時間をかけて計算、最終パース画像を描きだします。
計算中はCPU使用率100%の負荷がかかるため、別のレンダリング専用マシンで計算しています。
いかがでしたか?
お客さまのご希望をヒアリングしたプランナーと密に連携を取りながら、よりクオリティの高いCGパースを制作しています。
新築マンションの内装やインテリアはもちろん、中古の住まいや店舗、住まいまでたくさんのCGパースに対応しておりますので、興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。