取材レポート:ペットが喜ぶオーダー家具の移設工事
こんにちは! ホームページ運営スタッフの松本です。昨日はバレンタインデーでしたね。みなさま楽しく過ごされましたか? 松本は保険屋さんからいただいた義理チョコを一人もくもくと夜中に食べ、今朝オデコにニキビがドドーンとできているのを見て軽く絶望しました。恐るべしチョコパワー(笑)
それはさておき!今回ご紹介するのは、数年前に納品させていただいたキャットウォーク付きの壁面収納について。収納棚の中にペットの猫ちゃんが移動できる穴が開いていたり、トイレを隠せる仕様になっていたり、とお客さまも担当スタッフもこだわりぬいたオーダーメイド家具となっています。
こちらが以前の納品時に撮影させていただいた写真になります。(施工事例で詳細をご紹介しています → マンションで猫と暮らす)
オーナーのNさまから担当スタッフに久しぶりにご連絡をいただきました。状況をお聞きすると、近々お引越しを検討されているようで、壁面収納の移設と旧居の原状回復について知りたいとのこと。
現在のお住まいの様子と引っ越し先の様子を確認させていただいたところ、どちらも可能であったため、移設工事の準備を進めることとなりました。
こちらは移設工事の当日の様子です。松本が現場に向かうと、すでに旧居から収納家具が取り外されて新居の方に運びこまれており、旧居はクロス屋さんによる原状回復の作業が進んでおりました。
糊付けしたクロスを経験豊富な職人さんが素早く丁寧に貼り合わせてくれています。
あっという間に作業が終わり原状回復が整いました。この後は新居の方で作業があるため、最終チェックと清掃を手早く終わらせました。
こちらは新居に移動した際の一枚。大きな家具なので細分化して運び込み、現場の状況を確認しながら組み立て作業を進めていきます。
早速、下段部分が組み上がりました。普段は見えない部分がオープンになっている姿は、現場でしかお目にかかれない光景ですね。
翌日、再び現場に伺うとさらに組み立て作業が進んでいました。
ちなみに写真中央に写っているのはクロス屋さんで、自動糊付け機を使ってクロスへの糊付け作業を進めているところです。
廊下側にある洋室は、クローゼットを含む天井と壁面すべての壁紙を貼り替えることになっています。写真を撮影していると、「クロスの継ぎ目はそれぞれの模様の位置をしっかりと揃えて貼り合わせることで、違和感なくキレイに仕上がる」と職人さんが教えてくださいました。
リビングダイニングでは、大工さんが新しい設置面にあわせて家具のサイズ調節をしてくださっています。カットの際は木屑が飛び散るためベランダに出て作業をしていますが、周囲をしっかりと養生し、丸のこを使用する際は木屑が出る部分に掃除機を当てて即座に吸い込むことで、周囲に散乱しないように配慮しています。もちろん作業が終わった際はベランダの清掃も行いました。
旧居と新居とで梁の高さが違うためサイズ調節に苦労しましたが、上段部分も無事にすっぽりと納まりました。残りは細かい微調整と扉や引き出しを取り付けるのみ。朝は雨模様でしたが、徐々に晴れ間が見えてきて、現場も笑顔がこぼれていました。
洋室では一足早くクロスの貼り替えが完了していました。松本も清掃に加わって、あちこち間近でチェックさせていただきましたが不備もなくさすがの仕事振りに感心しました。ちなみにこの段階ではまだクロスの糊は乾いてないそうで、数日経って完全に乾くとさらに仕上がりがキレイになるそうです。
壁面収納も無事に納まり、リニューアル完了です。以前の写真と見比べても違和感なく、Nさまと猫ちゃんにご覧いただくのが待ち遠しい気持ちでいっぱいになりました。
最後に、こちらは今回の移設工事依頼と同時にご注文いただいたカップボード(食器棚)です。以前のお住まいでもオーダーメイドでご注文いただいておりましたが、新居のキッチン背面のスペース的に移設が難しかったため、お客さまと相談の上、コンパクトなものを新たに提案させていただきました。
引き出しはゆっくり静かに閉まるソフトクロージング機能付きで、下段の引き戸扉は一枚のみ取り付けて左右に自在に動かすことができます。必要最低限のデザインと機能性で、シンプルに仕上げました。
さて、随分長くなりましたが、壁面収納の移設工事の様子をご紹介しました。いかがでしたか?
納品した後にもこうしてご連絡をくださり、新居にもぜひ持っていきたいとご希望される家具をご提案できているのは、リマンションの一員として松本もとても鼻が高いです。また、気軽にお問い合わせいただける関係性がお客さまと担当スタッフとの間に生まれていることも、とてもうれしく思いました。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。