家具職人の日常|メラミンを曲げる その4
こんにちは、家具職人のヒロです。
前回のブログ“幅130mmのメラミンをR30程度に曲げられるか”を試してみました。
何とかできそうな感触を得られたので、今回は反省点であった“傷やひび割れのない状態で曲げること”に挑戦します。
今回使用したメラミンの品番は、アイカ工業「K-6117KN」。
表面はエンボス仕上げ、裏面は「茶コア」です。
それでは、前回と同じ要領で曲げていきます。
1回目の挑戦

失敗です。
細かいヒビが入ってしまいました。
前回より気温が低かったためか、
熱風が十分に当たっていない部分からヒビが入るような印象でした。
温度を上げて再挑戦

…だめでした。
『パチン』という音とともに、表面が爆ぜてしまいました。
一箇所を集中的に熱しすぎたのが原因かもしれないと思い、もう一度挑戦します。
再度チェレンジ

…やはりだめです。
なるべく均一に熱したつもりでしたが、また爆ぜてしまいます。
温度が高い方が曲げやすく、作業時間の短縮にもなります。
そのため、この温度設定でうまくいくと理想的だったのですが、
今回は諦めて温度設定を元に戻すことにしました。
再び低温で

前回のブログと同様に、また縁にヒビが入ってしまいました。
前回の時より難しく感じます。
それから何度か挑戦。
無理な力がかからないよう、しっかりと全体を温めながら、
慎重に曲げていきます。



何度か失敗しましたが、
ようやく納得のいく形に曲げることができました。
次回は、この曲げたメラミンの貼り付け作業と、
メラミンメーカーとしての見解についてご紹介します。
どうぞお楽しみに。