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【オーダー家具】外部メラミンの仕様について

こんにちは、リクリエイト家具職人です。(リクリエイト家具職人の書いた記事一覧はこちら

今回は、リクリエイトにて製作する家具の仕様についての続きです。

 

図面の仕様欄に外部メラミンと記載しています。これについて説明させていただきます。

これは家具本体の外側を扉と同じ(扉(ポストフォーム)用と本体用で若干質感が変わる場合もあります)メラミン化粧板で仕上げる、ということです。

それで、どこまでがメラミン仕上げになるかと言いますと、家具の外側、前面の小口、オープン部分の内部です。(オープンの部分は、同柄のポリべニアを使用する場合もあります)

マンションオプションフルオーダー家具の製作イメージ

マンションオプションフルオーダー家具の製作イメージ

写真のカップボードはゴミ箱スペースと炊飯器スペースがオープン部となっています。

 

セミオーダー家具等では、本体は単色の仕上がりで、側面が化粧の場合はサイドパネルを取り付けるような仕様が多いかと思います。

本体の外部を扉と同じ化粧にできるのは、特注家具ならではかと思います。

ただし、このメラミン仕上げも困ったこともあります。

マンションオプションフルオーダー家具の製作イメージ

写真の様に横目柄のメラミンですと、木目の長手方1220ミリまでしか取れないので、それ以上の大きさになると、ジョイントが入ってしまうのです。

マンションオプションフルオーダー家具の製作イメージ

この写真では木目があっていますが、合わせられない事もあります。

マンションオプションフルオーダー家具の製作イメージ

 

その他に、フィラーと呼ばれる、家具と壁の隙間に入れる埋め木もメラミンで製作する事になることです。

マンションオプションフルオーダー家具の製作イメージ

このフィラーは、壁のゆがみにあわせて削る事があるのですが、メラミンは硬くて削るのが大変なので、取り付けをお願いしている大工さんには大変に不評なのです。

 

この様に長所短所ありますが、メラミンで家具を仕上げた方が統一感が出るのと、面材として丈夫なので、リクリエイトでは、このメラミン仕上げを標準にしております。

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