名作インテリアを引き立てるオリエンタルなベース空間@東京都台東区T邸
浅草で新居をご購入されたTさまご夫婦。デベロッパーのオプションプランと費用に違和感を感じ、リマンションに新築リフォームをご相談くださいました。
今回は東京の案件という事で、プランナー兼施工管理のイマムラを筆頭に東京チームがプランから工事までを担当しております。
仕上げ材の選定や家具の納まりなどのお打ち合わせ、家具図面や仕様書の作成、内覧同行、リフォーム時の現場監理などなど。
ご相談をいただいてからたくさんお打ち合わせを重ね、チーム内でしっかりと情報共有を行い丁寧に進めさせていただきました。お客さまにもお住まいの仕上がりに大変ご満足をいただき、東京スタッフはもちろん、広報チームもうれしく思います。
早速、LDKの様子からご紹介していきましょう。
間仕切り解体でリビングを美しく拡張
LDKは主に、隣接する洋室の間仕切り壁の解体、解体に伴うフローリングの張り替えと補修、テレビを設置する壁面にテレビ壁掛け用の補強工事、エコカラットの施工、配線ルートの確保、マルチメディアコンセントの移設などを行いました。
こちらはもともと洋室だったスペース。拡張工事でリビングスペースへと生まれ変わりました。
梁下と天井部には、それぞれ2灯のダウンライトを設置しています。
テレビ背面のエコカラットは「ストーングレース(チャコールグレー)」です。
テレビ上部から窓側の梁部分にはグレー系のアクセントクロス(BB1213/シンコール)を施工しています。もともと間仕切り壁があったとは思えない仕上がりですが、梁部分にアクセントクロスを施工する事で、よりリビングダイニングに一体感が生まれました。
エアコンも絶妙な色味のものをお選びいただいたので、圧迫感なくしっくり馴染んでいます。
こちらがテレビ設置面の図面になります。
続いて、ダイニングについてご紹介しましょう。
素敵なインテリアの数々が調和して、上質なリビングダイニングに仕上がっています。
写真手前には背もたれが動かせる「リーン・ロゼ」のソファ「PRADO(プラド)」。
さらに、奥には脚の形が特徴的な「フラム165」のダイニングテーブル、座り心地のいい「浜本工芸」のダイニングチェア。その上には「Tom Dixon(トム・ディクソン)」の「メルトペンダントライト」が目に入ります。
鮮やかな色味とデザイン性の高い形状のインテリアが、空間全体にエッジを効かせていますね。
名作インテリアとのバランスを考えながら、こちらのスペースには、主に東側の壁面に手を加えました。
梁部分と、梁下の壁面にはアクセントクロス(FE6208・RE51716/サンゲツ)を貼り合わせ、梁下には調光機能付きのユニバーサルダウンライトを3灯設けています。
さらに、フルオーダーのローボードを製作させていただきました。
ローボードの右側には、お気に入りの食器や雑貨をディスプレイするガラスの飾り棚をご用意。
ディスプレイが美しく引き立つように、背面には金色のクロスを貼り、内部上部分にダウンライトを2灯設置しました。
飾り棚だけを見ると「和モダン」な雰囲気ですが、空間全体はそれぞれのマテリアルが調和して「和」に留まらないオリエンタルな印象に仕上がっています。
流れる木目が美しいローボード。こちらにもアートやグリーンを飾って楽しむことができます。
梁下のダウンライト照明が、壁面に光の流れを作っているので、ローボードのディスプレイも自然と目を集めることでしょう。
また、ローボードのキッチン側の端には、日々の掃除に欠かせないロボット掃除機の収納スペースを内蔵。
底板をなくし、扉のサイズを掃除機本体の高さや動作に合わせて調整しているので、掃除機の出入りも楽チンです。
また、お手持ちのロボット掃除機はホームベースに高さがあり、かつ上部分からゴミを集めた紙パックを取り出すため、あえて天板部分も一部を切り抜き、ホームベースが顔を出す設計に。
ロボット掃除機を変更した時に、天板の穴が防げるようにピッタリサイズのフタもご用意しました。
こちらがローボードと飾り棚の図面になります。
大理石模様のタイルでグレードアップ!大容量カップボード
キッチンスペースには、家電や食器、カトラリー、食品ストック、ゴミ箱など、キッチンのアレコレをたっぷり収納できる大容量カップボードをフルオーダーで製作しました。
面材はシステムキッチンと揃えているので、キッチン全体に統一感が出ていますね。
吊戸棚は頭を打たないように段違いになっており、上部は冷蔵庫上まで伸ばして収納スペースをさらに確保。
下台の引き出しはフルオープンになるので、食洗機からの収納がスムーズに行えます。
家事動線まで考慮して家具の設計をカスタマイズできるのは、オーダー家具の大きな魅力です。
オープンスペースの背面には、大理石模様の大判タイル。吊戸棚に仕込んだライン照明が美しく照らします。
実はこちらのタイルは、内装「床用」のカタログからお客さまが選ばれたもの。柄がお好みとのことでイマムラが調べたところ、壁面にも施工可能だと分かり、無事に採用となりました。
タイルは、平田タイル「Sound of Marbles(サウンドオブマーブルズ)/SOM-6060V」になります。稀少性の高い大理石模様は、品格のあるグリーン。ライン照明に照らされて、カップボードが一気にグレードアップしました。
こちらがカップボードの図面になります。
洗面室にも「緑」のタイルでアクセントを
洗面所のチャイルドミラー部分には、名古屋モザイクのタイル「EKP-F2770(緑)」を施工しました。キッチンのカップボード背面でセレクトしたタイルと同系色ながら、こちらはハンドメイド感がありやさしい印象です。
玄関の顔にヴィンテージ風エコカラットを
玄関には、エコカラットとミラーでさり気ないオシャレさをプラス。土間のタイルやクロスがホワイト系で、建具がダークブラウンなので、中間色を貼り合わせることで、玄関スペースに一体感が生まれました。
エコカラットは、「ビンテージオーク(グレイッシュブラウン)」になります。
同じグレイッシュブラウンのエコカラットですが、2種類のエコカラット「ECP-615/OAK3N」と「ECP-315/OAK3AN」を組み合わせています。
いかがでしたか? お客さまが選ばれた照明やソファのインテリアが、かなり素敵だったので、それに見合うベース空間になるようにマテリアルや照明にこだわってプランニングさせていただきました。
リマンションでは、プランニングの際、仕上げ材の選定にルールを設けておりません。
今回のTさまのように、「この仕上げ材をここに貼ってみたいけど大丈夫?」といった疑問もぜひお気軽にお問い合わせください。皆さまのご相談、お待ちしております。
YouTube動画では、素敵な音楽とともにルームツアーができます!
≫YouTube Re:Mansion channel
WORKS DETAIL施工事例データ
- マンション所在地
- 東京都台東区
- マンションシリーズ名
- The parkhouse(ザ・パークハウス)
- リフォーム工事内容
- 解体工事、造作工事、オーダー家具製作、クロス工事、ミラー・タイル施工、照明・電気工事など
- オーダー家具
- カップボード、ローボード、ガラスショーケースなど
- 施工箇所
- 新築リフォーム