玄関と洋室を洗練のリモート&ギャラリースペースに@東京都世田谷区I邸
今回ご紹介する事例は、以前、施工事例で一度ご紹介した「東京都世田谷区I邸」のマンションリフォーム第二弾です!
第一弾のリフォームが行われたのは、新築マンションの入居前。
リビングダイニングとキッチンをメインに、間取り変更や照明プラン、クロスの貼り換え、カップボードなどのオーダー家具製作を行いました。さらに拡張したリビングスペースにライブラリースペースも造作!
新築マンションの間取りは似通ったものが多いのですが、オンリーワンのお住まいにリフォームさせていただきました。
ちなみに、ご入居後には別途ダイニングスペースにフルオーダーのキャビネットも納品し、ますます洗練された空間に!
そんな東京都世田谷区I邸は、オーナーご夫妻にご協力をいただきまして、YouTube「Re:Mansion channel」でルームツアー動画を公開中です!
なんと! 先日、再生回数が10万回を突破いたしました!(2021年8月25日現在)
オーナーさまにもご満足いただき、たくさんの方にもご覧いただき、リマンションスタッフ一同大感激でございます。
今後ともどうぞ「Re:Mansion channel」をよろしくお願いいたします。チャンネル登録はこちら^^
そんな東京都世田谷区I邸ですが、ご入居から数年が経ち、再びご相談をいただきました!
今回は玄関横の洋室を、リモートワークができる空間にリフォームしたいというご要望。個室ではなく開放的な空間で、ギャラリースペースのような役割も持たせたいのだとか。
このようなご要望はリマンションでも中々ないので、かなり楽しみ!
まずはリフォーム前のお部屋の様子をご覧ください。
基本的にマンションの間取りとしてはよく見られるものかと思います。玄関を開けると正面にまっすぐ廊下が伸びて、LDKへと続いており、廊下の左右には洋室がひと部屋ずつあります。
写真をご覧いただくと、玄関横にはシューズボックスがあるので、今回リフォームする洋室の奥にもシューズボックス分の凹凸があるのが分かりますね。
廊下の壁面を解体したとして、シューズボックスの見栄えが悪くならないか、解体した部分の床材は違和感なく収められるか、玄関と洋室の天井高の違いをどのようにまとめるのか、いろいろ課題はありましたが、無事に工事が完了しました。
広報チームが先日お邪魔させていただいて、写真を撮影してきましたのでご紹介します。
まずは玄関扉を開けた写真です。
正面にはLDKへの扉が続いていますね。右側の壁面はすっかりなくなってオープンスペースに変貌しています。
もう少し奥に進んでみます。解体したスペースに格子状の造作工事をすることで、玄関スペースとオープンスペースがなだらかに繋がっています。
玄関側の光が格子から漏れて、なんとも言えない素敵な雰囲気。
こちらは天井部分の納まりになります。玄関と洋室で天井高が違ったため、そのままにすると違和感が出そうでした。
そこで洋室の天井には、格子と似た木目のアクセントクロスを貼り、空間の切れ目にダウンライトを一灯新設。玄関側から見たとき、LDK側の廊下から見たとき、オープンスペースの中から見たとき、どこから見ても仕上がりに違和感が出ないようにバランスよく仕上げました。
元洋室のデスクスペースはこのように仕上がりました。
オーナーさまの好みのテイストはリマンションスタッフも大好きなのですが、今回も本当にキレイにまとめられてうれしく思います。
ちなみに画像正面のパソコンデスクは、もともとお持ちだったモノを再利用しております。
デスク下にはゴチャ付く配線置き場と経路を確保。すっきりとした印象に仕上がりました。
デスクのサイドには、同じ高さのキャビネットをオーダーメイドで製作し、デスクと一体型に!
壁に沿わせてL字型にすることで、空間にますます統一感が生まれました。
クロスについてもご紹介します。
今回のリフォームではオープンスペースの改修に合わせて、玄関や廊下のベースクロスも白系のクロス「TH-9167(無機質系壁紙)/サンゲツ 」に貼り換えています。
天井面には木目中のクロス「LW-4067(LL-5954)/リリカラ」を、キャビネットを設置した壁面には少しニュアンスの異なるクロス「FE-1245/サンゲツ」を貼っています。
異なるクロスの間には間接照明を置くことで違和感なくまとまりました。
デスクと反対側の壁面には、アートを飾れるギャラリースペースをプランしました。
お気に入りの一枚を気分やシーンに合わせて変えれば、毎日がますます楽しくなりそうですね。また、玄関から視界に入る場所でもあるので、ゲストに合わせてアートを変えられるのも素敵です。
こちらが今回のリフォームプランの仕様図になります。
見た目はもちろん、仕事がしやすい空間になるように、パソコンやプリンタの配置や配線にも考慮しました。
キャビネットは敢えて脚部分を奥側に設置し、足元をすっきり感じるように。また、梁下のライン照明の他、格子部分、デスク上、ギャラリースペースに一灯ずつダウンライトを設置することで、陰影が楽しめる空間に仕上げました。
シーンコントロールも設置しているので、お気に入りの照度を記録できます。仕事中は明るく、リラックスタイムは照度を落として…。ワンタッチでお気に入りの明るさに変えられます。
また、図面には書かれていませんが、玄関土間スペースも、中央にあったダウンライトをサイドに寄せて、壁に流れる灯りを楽しめるようになっています。
いかがでしたか? スタンダードな間取りも、壁面の解体をすることで、雰囲気や用途をガラッと変えることができます。
もちろんマンションの構造によって「できること」「できないこと」はありますが、持て余した一室を今回のように開放的なスペースにリフォームするのはとてもオススメ!
気になった方はぜひお問い合わせください。
ちなみに今回ご紹介した東京都世田谷区I邸のリモート&ギャラリースペースは、YouTube動画としてもご紹介予定です。
さらにさらに!リフォーム第三段として、寝室&クロゼット収納のリフォームプランも進行中です
今後も目が離せませんね!どうぞお楽しみに!
WORKS DETAIL施工事例データ
- マンション所在地
- 東京都世田谷区
- マンションシリーズ名
- BRANZ CITY(ブランズ シティ)
- リフォーム工事内容
- 解体工事、造作工事、オーダー家具製作、クロス工事、照明・電気工事など
- オーダー家具
- 既存デスク改修、キャビネット、格子など
- 施工箇所
- 新築リフォーム