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「開き戸」を「引き戸」に変更したい!のご希望を叶える

こんにちは、Re:Mantion施工管理スタッフです。(Re:Mantion施工管理スタッフの書いた記事一覧はこちら

 

今回は、以前お客さまより、室内のドアを「開き戸」から「引き戸」に変更したいというご要望をいただいたので、その改造の施工方法についてご紹介致します。

 

一般的に、化粧室の入口は「引き戸」が多く、洋室やリビングのドアは、「開き戸」が多いのですが、よりスペースを有効に活用できるよう、洋室のWICの扉を「開き戸」から「引き戸」に変更しました。

 

引き戸は、扉を収納する戸袋を壁に半分埋まった状態にすることが多いのですが、そのように戸袋設けると、壁の解体を伴い、工事が大掛かりになってしまいます。

そこで、壁の解体を伴わないように既存の枠を利用し、アウトセット引き戸という扉を吊るレールを壁の外側に設ける方法を今回採用しました。

その方法ですと、予算も抑えることができます。

 

それでは改造の方法です。

既存の状態です。扉の内側がWICになっており、開いた時に洋室側に扉がでてきます。

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●まず、既存の開き扉を外し、建具枠に取り付けてある、金物類(丁番、ストライク(ラッチを受ける溝))、戸当たりを取り外します。

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●それらを取り外すとビス穴や溝がでてきますので、ストライクの穴は埋木します。

220210_rec03

●それを覆い隠すように薄い板(メラミン材)を3方に接着して固定します。
(角が面取りになっているので、それも上手く弊社工場で加工し、合わせています。)

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※埋木して、平らにパテ処理する方法もあります。

 

●このメラミン材と既存の建具枠を既存の建具の品番と合わせたシートで被せるように丁寧に貼ります。

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●アウトセット金物を仕込んだ上枠を壁面に取り付けます。扉は新規で既存の形状に合わせたものを製作し、シートを貼っております。

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●扉を吊り込み、金物を取付け、完成した状態がこちらです。

ドアイメージ

※スイッチは、扉と干渉するので、WICの中に移設しております。

 

というように日常使用するものなので、少しでも快適に生活しやすいように、ご要望に応えていきたいと思いますので、たくさんのご依頼をお待ちしております。

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