突撃!いきなり家具現場 ~その家具の裏側ちょっと見せて~
こんちには。新人スタッフ松本がブログを更新させていただきます。
今回は少し前の施工事例になりますが、大阪府・中之島の新築マンションに納品したオーダーメイドの飾り棚についてご紹介します。
では早速、完成品をご覧いただきましょう。
施工直後の様子はこちら。
昼間の写真も撮影してみました。太陽の光を浴びるとカジュアルな印象です。しかし、夜に間接照明を灯すと空間全体がぐんとラグジュアリーな装いに変貌しました。照明によって印象がガラリと変わりますね。
美しいです!
さて、このオーダー家具。一体どのような流れで作られているのか、少し気になりますよね?
今回は、この家具ができあがるまでの工程を一部ご紹介します。一緒にリマンションの家具製作を行っている西宮工場の様子もご覧くださいませ。
最初にご覧いただきたいのはこちらの白いボード。 図面通りにサイズカットされた木板にメラニン化粧板を張り合わせたものですが、この白いボードを仕上げるにも少し手順があるのです。
まずは、木材に速乾ボンドを吹き付ける作業。この速乾ボンドは乾き切る前がポイント!乾きすぎると接着力が弱くなってしまうので、 家具職人の経験からタイミングを見極める必要があります。 それは、季節や天候によってボンドの乾いていく時間に誤差が生じるからなのだそう。
貼り付けが完了すると、はみ出している部分をトリマーで丁寧に削り、磨き上げ、同様の工程を壁に接しないすべての面に行っていきます。
照明が入る丸い穴、配線コードが通る隙間、お客さまの目に触れない背面部分まで丁寧に仕上げて、完成です!
このように、リマンションにご注文いただいたオーダー家具は、西宮工場の熟練職人たちの手により一つひとつきめ細やかに手掛けられているのです。
お届けする家具はお客さまの暮らしの一部になるもの。愛着を持ってもらえるように納得したものしか納品いたしません。
今日も西宮工場からたくさんの家具たちが生み出されています。
オーダーメイド家具をご検討中のお客さま。ぜひリマンションまでお声掛けを!