絶妙な空間バランスと照明配灯で魅せる、ナチュラルモダン空間 -千葉県I邸-

今回、広報スタッフがご紹介するのは、”広がり”と”バランス”がポイントとなるナチュラルモダン空間です。
新築マンションをご購入し、Instagramなどで見るグレードの高いデザイン内装にしたいと、選択肢の少ないマンションオプションではなく、専門の業者を探しておられたお客様。
新築マンションの内装に特化した業者が見つからず、断られ続けていたそうです。諦めかけていた時、Re:Mansionの事例動画を見てくださり、お問い合わせいただきました。
「これってできますか?とお伝えしたら、可能ですねってすんなり受け入れてもらえました」
常に驚きのある提案を心がけています、といくつものプランを提案していくプランナーに、「いきいきと仕事をされていることが伝わってきて、信頼できると思いました」と、おっしゃってくださいました。
お客様から「リビングダイニングを広く取りたい」「大収納のクロゼットがほしい」というご要望に加え、「プロのセンスで、デザインや色味・質感の全体バランスがとれた空間にしてほしい」とのご依頼を受け完成した、ナチュラルモダン空間。
新築マンションを数多く手がけてきたプランナーだからこそできる、最新のリノベーション空間をご紹介します。
マンションシリーズ名:lepiacourt(ルピアコート)
竣工:2021年8月 / 立地:千葉県
- セットバックの巧みが光る -玄関ミラー-
- 動線と広さを兼ね備えた -3方向動線のウォークスルークロゼット-
- 調和が寛ぎを生み出す -リビング&ダイニングキッチン-
- ゾーニングが生み出す、住まいの空間バランス
セットバックの巧みが光る
玄関ミラー
玄関扉を開けてすぐ右側、既存のシューズクロゼットをセットバッグし、L型の玄関ミラーを配しました。
ミラーといえば、空間を広くみせる役割の代表格ですが、今回L型に設置したところがポイントです。セットバックで右側に広さをもたせ、廊下壁の角にミラーを設置することで、コーナー壁の存在感をなくし、より広がりを感じさせる空間になっています。
また、リビングへ続く廊下には、両サイドで異なる仕上げを施しました。
マンション側で、もともと設定されていた木目とあわせ、右側には木目クロスを採用し、左側にはアクセントクロスを張ることで、さりげない個性を演出。
廊下中央に設置されていたライト位置を壁寄り配灯に変更し、ポイント照明を施しています。壁を照らし、明るさで濃淡をつけることで奥行きが生まれ、より広がりを感じさせる空間になっています。
住まいの顔である玄関は、イメージを印象付ける重要な空間。リビングとのデザインバランスを考えたプランをご提案させていただきました。
扉を開けた瞬間、玄関ミラーが住まいの美しさを印象付ける、魅力的なエントランスに仕上げています。
動線と広さを兼ね備えた
3方向動線のウォークスルークロゼット
3つの洋室をつなぐ廊下部分を、玄関側の洋室壁と廊下奥の洋室扉をセットバックさせ、高い収納力を持つウォークスルークロゼットにリノベーションしました。
マンションの構造を熟知する、経験豊富なプランナーにしかできないセットバック技法です。
また、このウォークスルークロゼットのもう一つの魅力は、リビング・洋室・廊下から行き来できる、3方向の動線を確保したところです。
今回、「東大阪市K邸」の事例動画をご覧になったお客様から「こんなクロゼットにしたいんです」とご相談いただき、間取りに合わせて間口サイズや動線を細かくプランニング。
「大収納のクロゼットがほしい」というお客様のご要望を叶えるだけはなく、何度もヒアリングを重ね、お客様のご要望を引き出すことで、デザインはもとより、3方向動線という回遊性を向上させたウォークスルークロゼットを完成させました。
動線①
廊下とクロゼットの間にはウッドブラインドを設置
動線②
洋室の扉をセットバックし、高い収納力を確保
動線③
リビングから見たところ
調和が寛ぎを生み出す
リビング&ダイニングキッチン
「リビングダイニングを広く取りたい」というお客様のご要望を受け、リビングに隣接していた洋室を取り払い、リビング空間を拡張しました。
広いリビング空間をデザインするときに重要なのが、「床」の選び方です。色や柄、素材の質感によって空間イメージが大きく変わります。全体のデザインバランスを考え、今回は艶消のフローリング素材をセレクト。
お客様のご要望だったテレビボードは、床と同色のものを新設。リマンションオリジナルの造作家具を設置しました。床や天井になじむ、ミニマルなデザインになっています。
テレビ壁面にアクセントとして磁器タイル(NAGOYA MOSAIC)を取り入れることで、高級感を演出
キッチン側の壁には大きな収納スペースを新設し、テレビボードまわりの収納を集約させました。
もともと設置されていた区切り壁とカップボードを取り払い、壁一面の収納スペースとカップボードをデザイニング。収納スペースとカップボードを同じ色素材にすることで一体感が生まれ、木目デザインを基調とした空間に、アクセントを加えています。
ゾーニングが生み出す、住まいの空間バランス
広々とした空間に生まれ変わった、リビング&ダイニングキッチン。この空間の最大の魅力は、下がり天井とダウンライトです。
横に伸びた下がり天井が、キッチンとダイニング空間を区切る役割を担っています。圧迫感が出がちな下がり天井には間接照明を加え、奥行きを創りだしました。
収納スペースには家具内コンセントを完備
キッチン脇に設置したテーブル、カップボード、そして下がり天井。それらの横幅のバランスが三位一体となって、心地よい調和が生まれています。部分リフォームではなく、内装すべてをリノベーションすることで可能となる、絶妙なバランスの配置デザインです。
リビング空間の天井には間接照明をランダム配灯
リノベーションをする際、間取り変更や家具の配置、壁やクロスの色素材に目がいきがちですが、理想の空間をかなえる要となるのが、プロにしかできない照明計画。
存在感を放つダイニングキッチンの照明とは対照的に、リビング天井には小さめのダウンライトをランダム配灯し、安らぎを感じさせる照明を取り入れました。
リビング&ダイニングキッチンが一つの空間に共存する今回のプラン。
下がり天井や間接照明でゾーニングすることで、広さを保ちながらも、程よい距離感でそれぞれの空間を過ごすことができる内装に仕上げています。
今回、CGパース※を作成し、事前にイメージをご提案させていただきました。
「CGのイメージ通りだった部分と、どうしてもCGではわからない部分の仕上がりが、見た瞬間に完璧にまとまっていました。施工する前にプランナーさんの頭の中で見えてたんだと驚きました」
※条件あり。詳細はお問い合わせください。
「新築マンションを買って内装にこだわりたい人には、Re:Mansionさんしか選択肢はないですね」と、お客様から何よりもうれしいお言葉をいただきました。
お客様との信頼関係が紡ぎだした今回の最新プラン。ぜひ、公式YouTubeチャンネル「Re:Mansion channel」のルームツアーで、心地よい音楽とともにお楽しみください。
WORKS DETAIL施工事例データ
- リフォーム工事内容
- 既設設備・フローリング解体工事、造作工事、オーダー家具工事、電気工事、タイル・クロス・ミラー工事、ブラインド工事、ウッドデッキ工事など
- オーダー家具
- カップボード、ダイニングテーブル、TVボード、洗面台下収納
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