大阪府内に本宅を構えるKさまは、同じく大阪府内で利便性に優れた北エリアにセカンドハウスのご購入を検討されていました。

中古物件ということもあり、内装のフルリノベーションをご希望でしたが、物件はタワーマンション。
リノベーション会社の選定の際には、当然マンションの専門知識を有していることが重要だったとのこと。弊社のHPをかなりご覧いただき、高級感のある内装提案、マンションに特化した施工実績、クオリティの高いCGパースなど、各ポイントに興味が湧いてご連絡をくださいました。

 

まずはマンションの構造確認のため、以前のオーナーさまがお引越し準備をされている段階で、一度お住まいの様子を確認。
工事がスタートするとリビングダイニングを一旦セミスケルトンの状態まで解体し、間仕切り壁を撤去。その後、2LDKの間取りを1LDKに変更し、ベース空間を整え、ガラス製の仕切り壁を設置しました。

 

さらに、リビングダイニングの壁面には高級感あふれる大理石を贅沢に。
同じ壁面にはフルオーダーの壁面収納とテレビボードを、隣接するベッドルームにもベッドヘッド部分にオーダーメイドの壁面収納を設けました。また、今回の工事で整えられたWICは、生活に必要な細々したアイテムをすべて収納できるようにプランニング。セカンドハウスとして十分な収納スペースを確保することができました。

 

また、お住まい全体の内装には、高級感あふれるマテリアルをふんだんに使い、リッチな装飾をそこかしこに。お引越し後にレイアウトされるハイエンドなインテリアに見劣りしない、ラグジュアリーなお住まいへとリノベーションをさせていただきました。

 

［リビングダイニング-01］
以前の間取りですともっと狭い空間だったリビングダイニングですが、隣接する洋室との仕切り壁を解体して拡張したので、広くて開放的な空間に生まれ変わりました。
天井部分の照明は、当初のプランでは折り上げ天井をかなり大きく広げる予定でしたが、内部の配管の問題が発覚（天井裏のダクト位置変更が叶わず）し、プラン内容を再考をすることに。折り上げ天井はリビングダイニング内に留め、そこから寝室までライン状の照明を等間隔にレイアウトする運びとなりました。

 

［リビングダイニング-02］
ひときわ目を引くテレビ背面の美しい大理石はアドヴァン サボナのもの。
ダークブラウンの大理石を淡い間接照明の灯りがやさしく照らします。Kさまはサウンドにもこだわりたいとご希望でしたので、下地工事の段階で、テレビ設置壁面には遮音シートを張り巡らしました。

 

［リビングダイニング-03］
大理石の艶をリビングダイニング全体に広げるために、照明プランにもこだわっています。
折り上げ天井や、大理石面の天井際、ワイドなテレビボード奥など、淡い光で部屋に統一感を出しつつ、美しいシャンデリアにもこだわりが光ります。折り上げ天井には、丸いフォルムと繊細なクリスタルが美しいオーデリック社のクリスタルガラスシャンデリア（OC 257 135BC/ODELIC）をセレクト。

 

［リビングダイニング-04］
ダイニングテーブルの頭上には、イタリアはフロス社の代表作として名高いペンダントライト（FLOS MOD.2097 クローム）を。スタイリッシュなフォルムがダイニングスペースを華やかに彩ります。

 

［ベッドルーム-01］
リビングダイニングに隣接するベッドルームは、間仕切りにガラスを採用し、ホテルのような特別感を。来客時や就寝時は、ブラインドを閉めて目隠しできます。

 

［ベッドルーム‐02］
ガラス壁の足元には乳白色の照明を仕込んでいます。
足元にライティングを仕込むことで、リビングダイニングとベッドルームを仕切る光の境界戦となり、ゾーニングの役割も果たしています。

 

［玄関・廊下］
廊下壁面にはアドヴァンのタイル（BRM-1305P4-D）を貼り合わせ、玄関ホールは天井と壁面のクロス（FE6095/サンゲツ）を貼り替えました。
下駄箱下には間接照明をプラスし、リビングダイニングの照明演出を予感させるプロローグの役割を持たせています。お住まい全体のテイストに統一感が出るようにこだわりました。

 

［ウィークインクローゼット（WIC）／スケッチ］
今回のリノベーション工事でベッドルーム奥にWICを設けました。
内部の収納計画までしっかりとヒアリングを行い、必要な棚を適宜取り付けてデッドスペースを生まないようにしています。担当プランナーのスケッチがとても素敵だったので拝借しました。

 

［ご提案したCGパース］

 

［リノベーションの全貌／仕様図-01］

 

［リノベーションの全貌／仕様図-02］

 

［リビングダイニング壁面収納／図面］

 

［リノベーション前の様子］