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「やってみたい!」個性と好奇心を育くむ子供部屋の作り方

マイホームを検討するとき、子供がいるご家庭であれば多くの親が子ども部屋を作ろうと考えるのではないでしょうか。
近年では、子どもだけでなく大人の引きこもりが社会問題として取り上げられることも珍しくありませんが親としては自分の子供が引きこもりになってしまうのは避けたいところですよね。
そんなネガティブな面が取り立てされることもある子ども部屋は、子供の心の成長の過程ではとても大切な役割を担う存在でもあります。
今回は、個性と好奇心を育む子ども部屋についてご紹介します。

子ども部屋の重要性とリノベーションのポイント

まずは、独立した子ども部屋を与えることの意味を考えてみましょう。
個室は一人で考えたり、ときには心を静めたり。
また、お子さん自身が自分のスペースとして部屋の管理をすることにとても大きな意味があります。
そう考えると子ども部屋は勉強をするための部屋ではなく、自己管理ができるようになるために大きな役割を担っているといえます。
では、そんな子ども部屋を与えるタイミングと子ども部屋をつくるためのリノベーションのポイントについてご紹介します。

子ども部屋を与えるベストなタイミング

では、子ども部屋を与えるタイミングはいつが最適なのでしょうか。
実は、この問いに対しての正解はひとつではありません。
なぜなら子どもには個性があり、子ども部屋を与えるタイミングはその個性によって異なってくるからです。
一人で寝るのを怖がる子もいれば
「早く自分だけの部屋が欲しい!」と思う子もいらっしゃるでしょう。
とはいえ、子ども部屋を与えることは自分の空間を管理するという自立を促すことにつながります。

明日の学校の準備を任せる、自分の持ち物を管理するために専用の収納スペースを与えてみるなど
段階を踏んでいき、最終的には子ども部屋へと移行していくといいでしょう。
ただ、そのタイミングが急に迎える可能性があることも視野に入れておかなくてはいけません。
昨日までは甘えん坊だった子どもが、次の日には自分だけの空間を欲しがる可能性もあります。
それだけ、子供の成長はめまぐるしく変化していきます。
そんな子供の成長の変化に対応できるよう、子どもが小さいときからあらかじめ将来の子ども部屋についてプランをしておくと安心です。

ライフスタイルの変化に対応できるリビング隣接型

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子ども部屋は子供の成長過程で必要というお話をしましたが、子供の独立に合わせて使わなくなるお部屋でもあります。
そんなライフスタイルの変化に柔軟に対応できるよう、リビングに隣接した場所に子ども部屋を設けるプランです。
リビングやダイニングをあらかじめ広めにとっておけば、子ども部屋が必要になった際には家具や間仕切りを使って空間を区切り
子ども部屋にリノベーションをすることで用途を変えることができます。
また、このレイアウトであれば子供が独立した後は元のリビングやダイニングに戻すことができるというメリットがあります。
仕切りを外すことでリビングの一角として広く空間を使うことができ、ライフスタイルの変化に合わせて可変性を持たせていることがポイントです。
その他にも隣接させることで、子ども部屋から玄関へ行くまでにリビングを通る必要があるため
子どもとのコミュニケーションが取りやすくなるというメリットがあります。
子どものプライベートを守りつつ、孤立させない工夫は親にとっても安心ですね。

成長に合わせて考える子ども部屋とは

長年暮らすなかで、子供は著しく成長し、心や体は変化していきます。
子ども部屋について考えるときは、年代別に変る子ども部屋の目的を意識することが大切です。
ここからは年代別に分けて、子ども部屋の目的や作るうえでのポイントを見ていきましょう。

成長が著しい「乳児期~幼稚園・保育園」

子どもがまだ小さいうちは、頻繁なお世話が必要になることや子供の安全面を考える必要があります。
そのため親の目の届く範囲で遊ばせたりお昼寝をするなど、子供が過ごすスペースとしての子ども部屋が親の目線からも安心といえます。
一方欧米では、生まれる前から独立した子ども部屋を準備することは珍しくありません。
生まれて間もない生後数か月は大人のベッドルームにベビーベッドを置いて同じ空間に寝ることもあるようですが、日本の感覚よりかなり早い段階で赤ちゃんたちは自分の部屋で一人出るようになります。
これは日本との文化や考え方の違いも大きいのですが、その中のひとつに、欧米では小さい子どもでも個人を尊重し、自立心を育むことを大切にしているという点が挙げられます。
日本の感覚だと、まだ小さい子が一人で寝るのは寂しくさせないか、と考えてしまいそうですよね。
どちらが正解、というものではありませんが日本ではまだ一般的に最初にご紹介したようなスタイルが多いといえます。

自我が芽生える「小学校低学年」

 

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この時期になると、物心がついたり兄弟姉妹が増えたりして自分のスペースを守りたいという感情が芽生えることがあります。
しかし日常的には家族とのコミュニケーションが必要な時期でもあります。
兄弟姉妹がいらっしゃる家庭では、完全に独立した子ども部屋ではなく兄弟間でひとつの部屋を子ども部屋として使い
開け閉めができる間仕切りやカーテンなどで区切り、個々のスペースを確保するプランがおすすめです。
一人で何かに取り組む機会が多い時期ではありますが、できることには限りがあります。
必要な時にはアドバイスができるよう、温かく見守れる環境を整えてあげましょう。

デリケートな思春期を迎える「小学校高学年~高校生」

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小学校高学年に入ってくると思春期や反抗期を迎える子どもが多くなります。
子どもは自分の心と体の変化に対して敏感になりやすく、ときには自分だけの時間が欲しいと感じることもあるでしょう。
個人のプライバシーが守られる空間が必要になってくるため、この時期に検討する子ども部屋は独立した個室です。
また高校卒業以降は、子どもの独立や生活が大きく影響するため、いつまで子ども部屋が必要なのか予想しづらいことが多いものです。
あらかじめ、子ども部屋が不要になった場合の使い道も検討しておくことでスペースを有効活用することができます。

Re-createでは、使わなくなった子ども部屋を仕事をするスペースやリビングを広くするなど、
子どもが独立されたことをきっかけにリノベーションを検討するためにご相談に来られるお客様もいらっしゃいます。

個性が伸びるリノベーション事例

現在は学校教育でも「個性を活かす教育」が求められてきているように、子供の個性を伸ばすことが重要視されてきています。
長く過ごす環境から受ける影響は大きいですよね。
そして子供にとって日々の生活の中で過ごす時間が長いのは家の中といえます。
家の中でオリジナリティある空間で過ごせば、子どもたちの個性が自然と伸ばせそうですね。
そこで、個性が伸びる子ども部屋のヒントをご紹介します。

事例1 創造性UP!お絵描きできる壁

お絵描きは子どもの表現力を養うのにはぴったりの遊びといえます。
好きな色を選んで思いつくままに手を動かすことで自然と表現力が身につくことでしょう。
最近では壁一面をお絵描きできるようにするリノベーションも人気があります。
なかでも、インテリアの総合商社である(株)サンゲツから出されている壁紙【Blackboard】は大人になっても馴染む落ち着いたくすみカラーと、
マグネットも取り付けることができる機能もありおすすめです。

また、壁紙以外にも塗るだけで黒板になる塗料やホワイトボードを壁一面に貼ることもできます。
自分たちに合ったものを選ぶことができるのもリノベーションの魅力のひとつです。

事例2 海外の子ども部屋をイメージしたカラーコーディネート

幼いころから自分の部屋が与えられている欧米の子どもたちは、個性をインテリアで表現するのが上手です。
海外の子ども部屋と聞くと、子どもならではのカラフルな壁紙でコーディネートされたお部屋をイメージする方も多いのではないでしょうか。
日本だと大人の意見を取り入れながらバランスよくコーディネートされていることが多いですが、子ども部屋をリノベーションする際には子どもたちに壁紙を選んでもらうこともおすすめです。
自分の好きな色やモチーフに囲まれることで、個性を伸ばすきっかけになります。
また、子どもがまだ小さい場合は、成長するにつれて以前好きだったものでも次第に興味が薄れることもありますよね。
その場合はモチーフのある柄物ではなく無地の壁紙に範囲を絞って選んでもらうようにしましょう。
「それでもなかなか決めることが難しい!」
インテリアと違って壁紙となると、施工してから気軽に変えることが難しいのでそう悩まれる方も多いと思います。
Re-createでは専任のコーディネーターがご要望に合わせてアドバイスいたしますので、安心してご相談ください!

子ども部屋は個々の成長に合わせて検討を

子どもは成長し、変化していきます。
そして変化とともに、また子供の個性や性格によっても子ども部屋に求められる要素も異なってきます。
子供の成長に合わせてアップデートさせながら、その時々で必要で最適な空間を整えていくことが理想です。
Re-createでは多くのリノベーションの施工から得たノウハウを活かし、お客様ひとりひとりに合わせてご提案をいたします。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

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