フロアコーティングについて
こんにちは。
お客様サポートのヤマギシです!
リフォームや、新築マンションでの新しい床。ずっと長く綺麗に使えたらいいですよね。
本日は床にまつわる、『フロアコーティング』について、どのような種類があり、どんな効果があるのか、
メリットデメリットなどについてお伝えしていこうと思います。
【フロアコーティングとは】
特殊な薬品を塗り、フローリングを傷や汚れから守り、美しく見せる・保護するためのものです。
いままではワックスをかけていることが多かったかと思います。
ワックスの場合、半年から1年に一回の頻度でメンテナンスが必要になってくることや、
耐水性がなかったり、耐年数も短いことから現在ではこのフロアコーティングが主流となってきています。
【フロアコーティングの種類】
1.UVフロアコーティング(光沢感あり!お手入れも簡単)
紫外線硬化特殊樹脂を床の表面に塗布し、UV照射機を使用することで瞬時に硬化させ、薄く硬い膜を一面に形成、床の表面を保護。
■耐久年数 30年
■メリット 水拭き・洗剤使用もOK・アルコールや除光液でのお手入れも可能
グリップ力が高く、ペットやお子様、お年寄りの転倒を予防し、足腰への負担も緩和
シックハウス・床暖房にも対応・瞬時に硬化させることができる
■デメリット 光沢感(ツヤ感)が強めのため、好みがわかれる。
↑UVフロアコーティング事例写真
2.ガラスフロアコーティング(マットな質感が人気!細かな擦り傷を軽減)
安全でとても硬い塗膜を形成し高硬度(8H〜12H)、高耐水、耐擦傷性能に優れ、生活傷経年劣化からフローリングを守ります。
光沢を抑えた上品で自然な風合いをお好みの方におすすめです。
■耐久年数 20年
■メリット フローリング本来の風合いを残せる・擦り傷を軽減できる・施工前・後で見た目の差があまりない
■デメリット 滑りやすい・完全硬化までに時間がかかる・補修後の上塗りが出来ない
↑ガラスコーティング事例写真
※弊社ではUVフロアコーティングとガラスフロアコーティングの2種類のパターンからお選びいただけます。
【その他のフロアコーティング】
3.シリコンコーティング(硬さや薬品に対する強さなど、基本的な性能が高い)
■耐久年数 20年
■メリット コーティングの中で一番滑りにくいためペットや高齢の方に適している・撥水効果あり
■デメリット 常温硬化型(自然乾燥)ですので、完了から入居されるまで乾燥時間が必要(完全効果まで約1か月ほど)
4. ウレタンフロアコーティング(フロアコーティングの中で一番安価)
■耐久年数 3年~10年
■メリット 摩擦に強い・ツヤが控えめなので本来の床の質感を感じられる
■デメリット 密着が比較的弱い(はがれの原因となる)・アルカリ性の洗剤等にやや弱い
【フロアコーティングを考えるなら】
お手入れが楽になることや、一度施工すると長持ちすることから
たくさんのメリットも考えられますが、効果が永久に続くものではなく、
経年劣化は避けられないところや、やり直す際は、一部ではなく、
フロア全体の施工が必要になってきたりと、デメリットもいくつか…。
施工を繰りかえしできない種類もあったり、
場合によっては、施工完了まで乾燥させる時間が必要で、
仮住まいしなくてはいけない場合もあるなど、メリット・デメリットを理解してから選んでいきたいものですね。
今回ご紹介した内容が、フロアコーティングを選ぶ際のご参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
以上、ヤマギシでした^^