マンションのキッチンにピッタリ合わせたこだわりの詰まった食器棚
こだわりのポイントは、使う人によってそれぞれ違います。
今回ご紹介する食器棚は、図面を見ながらシュミレーションを重ねに重ねた食器棚です。
元々あるマンションのキッチンと、
吊戸棚の高さや台輪の色も合わせました!!
使いやすい高さ
お客様がこだわられたのは、炊飯器置き場の高さです。
ご飯をよそうのにちょうど用意高さはどれぐらいか、
壁にマスキングテープを貼りましたと、エピソードを聞かせてくれました。
炊飯ジャー用のスライド天板の下の引出には、
ペットボトルをいれたいとのご要望もあって下台の天板の高さを調整しました。
そして、大切な見た目のバランス。
引出の段数と高さのバランスをとるのに苦労しました。
取手部分がローマ字の「J」の形をしているので、
隙間が空いているように見えます。
この隙間のラインが揃っている方が、やはり見た目に美しいです。
ただ、お客様の使い勝手もあるのでどこに重点を置くかによって
必ずしもこだわるポイントではありません。
ただ、やはり揃えたい・・・私とお客様の共通のこだわり部分でした(笑)
特徴のある間取り
こちらのマンションの間取りは、L型のキッチンが設置されている少し特徴のある間取りです。
シンク・コンロ・冷蔵庫が正三角形の配置で、作業動線の効率が良い配置です。
食器棚を置くスペースは奥の方にあり、壁と壁に挟まれたスペースに設置しないといけないため
ぴったりサイズの既製品を探すのがなかなか難しい間取りでもあります。
オーダーでは、ミリ単位で家具を製作するので、
端から端まで綺麗にぴったりサイズで収まっています。
扉も取手の形状も、もちろんキッチンとお揃いにしています。
よく、「キッチンと同じ扉にした方が良いですか?」と聞かれることがあります。
正解はありませんがリビングやダイニングから見て、
キッチンの扉の面材が目に入るのであれば揃える方が統一感がでます。
今回は、備え付けの吊戸棚の扉が目に入るので、
キッチンとお揃いにしてすっきり統一感を持たせました。
家具をオーダーで作るのは初めてで、ドキドキと不安があったそう。
オーダーで作って良かったーと大満足頂きました!!
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WORKS DETAIL施工事例データ
- 物件
- フィールガーデン
- 施工箇所
- 食器棚