キッチンカウンター下を有効活用
マンションオプションをトータル施工
前回エコカラットとタイルをご紹介したお住まいで、
家具も合わせてご注文頂いておりました。
今回は、その家具をご紹介します。
奥行きを確保するには・・・
キッチンカウンター下収納と、その垂直面にも同じような収納が欲しいとのことでご提案をしていました。
いざ内覧会に伺うと図面で見ていた以上に、
カウンター下の奥行きが浅いという問題が発生しました。
カウンターの出幅に合わせて作ると、入れたいものが入れれない・・・
解決策として・・・
お客様と相談した上で、カウンターを継ぎ足すことになりました。
今回のケースではカウンターがメラミンポストフォームという素材でできており、
品番もわかったことが幸いしました。
カウンターが壁に一部飲み込んでいるので、
作り替えてしまうと手間も、費用もかなりかかってしまいます。
継目が出来てしまいますが、それでも問題ないとのことでこのような形状になりました。
幅も奥行きも壁のサイズにぴったりと合わせました。
横に設置した、カウンターも高さも合わせて一体感が出るようにしています。
パイプスペースの点検口
間取り図に「PS」という表記があるのを目にした方は多いと思います。
これは、パイプスペース(配管スペース)の略です。
水回りにあることが多く、配管の保守点検が行えるように、
壁の一部が取り外せるようになっています。
なので、ここを塞いではいけません。
今回、カウンター下収納を設置するスペースに点検口がありました。
そのため、家具の一部に加工を施しました。
家具の側板の一部が引き抜けるようにしています。
この点検口をあけることは、ほとんどありません。
点検する必要が出来た時には、棚板とこの側板を外せばバッチリ点検ができます。
ガスコックとコンセント
キッチンカウンター下の部分には、コンセントとガスコックが設けられているケースがあります。
今回は、ゴミ箱を置くスペースが欲しいとのことでガスコック&コンセント部分まで、
扉のない、オープンの仕様にしました。
ガスコック部分は、家具を一回り大きく切り欠いて作成しています。
細かな採寸をしているからこそ、ぴったりと作ることができます。
いろいろな制約のある場所に、設置する家具だからこそ、
オーダーで作る価値は非常に高いです。
自分の家にも出来るかなー、欲しいなーと思われた方は、
ぜひお問い合わせください!!
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WORKS DETAIL施工事例データ
- 物件
- フィールガーデン
- 施工箇所
- オーダー家具