「梁」と「照明」で「エコカラット」をクラスアップ@大阪市西区Y邸
マンションオプションの中でも人気の「エコカラットプラス」。
玄関やリビングダイニングなど、ちょっとした部分に施工するだけでオシャレさ+消臭・調湿効果が得られるのでとても魅力的ですよね。
実はこの「エコカラット」に「照明」と組み合わせることで、空間の質がグッと高まることをご存知ですか?
>>ドラマティックな空間をめざすならエコカラット+照明がおすすめ
以前にブログでも紹介していますが、エコカラットに照明を当てることでその質感がグッと引き立ち、ドラマティックな雰囲気を醸し出すことができます。今回ご紹介する大阪市西区Y邸は、まさにそれが美しく叶い、さらにクロスを組み合わせることで上質な空間に仕上がりました。
「エコカラット」「間接照明」「アクセントクロス」の三重奏
大阪市西区Y邸では、リビングのテレビボードを設置する壁面にエコカラットプラスのグラナス ハルト(グレー)を施工しました。
フローリングや建具の色味とも相性が良いグラナス ハルトは、レンガを積んだような凹凸感が人気の商品です。この一面に施工するだけで、リビングが大人テイストな空間に変貌します。
さらに、今回は既にお伝えしている通り、梁の下に間接照明(ライン照明)を仕込んでおり、照明をオンにするとエコカラットの凹凸や陰影が照らし出されます。
さらに、今回の内装でもう一つポイントが。それは、梁にアクセントクロスを貼り合わせたこと!
ライン照明を仕込んだ梁部分をダークカラーのアクセントクロスで覆うことで、まるでエコカラットと天井の間に大型の照明機器が取り付けられているように見えますね。
梁が白だとまだまだインテリア次第で部屋のテイストは変わりそうですが、梁にダークブラウンの色味を入れることで、リビングがキリッと引き締まり、ワンランク上の大人な空間に仕上がりました。
配灯&配線も美しく再プランニング
エコカラットを照らす間接照明以外に、今回はダウンライトの増設工事にも力を入れました。
奥のキッチンスペースのダウンライトはマンション竣工時に取り付けていたものですが、手前の6灯はリマンションのオプション工事で追加されたものです。
お客さまの好みにもよりますが、ダウンライトは天井に埋め込む照明器具なので存在感が少ないのが特徴です。そのため、さまざまなテイストのお部屋に合わせやすく、モデルルームなどでもよく取り入れられています。
シーリングライトなどと比べると1灯の光量が少ないので、複数を等間隔で配置することで、空間全体をまんべんなく照らすことができます。
今回はリビング側の照明もダウンライトに変更というご依頼でしたので、既存のキッチンスペースに施工されているライトとのバランスを見ながら美しく配灯計画を練りました。
さらに、ダウンライトは配置次第でスポットライトに使うことができるのも魅力です。
ダイニング側の梁下に2灯だけ施工することで、壁面のアクセントクロスを照らすことができました。これだけでアクセントクロスをインテリアとして有効活用できます。もちろん、アートを飾ればグッと引き立つのでおすすめです。
ちなみに、正面のクロスと、キッチンカウンター下のクロスは、リビング側の梁に貼ったものと同じ品番(東リ リアルデコ/マテリアルシリーズ)になります。
照明がかなり増えたので、内覧時よりもラグジュアリーな空間になりました。
さらにプランナーがこだわった部分が「使い勝手」。
◎照明に使いやすさって関係あるの?
◎調光機能や人感センサー付きかどうか?
と思われた方、残念ながら違います。では、他に何があるのでしょうか…。
そうです! 照明のオンオフを操作する「スイッチ」です。
この操作パネル、お引き渡し時は7つのスイッチが取り付けられていました。
①「廊下の照明」
②「LDK入り口のダウンライト(1灯のみ)」
③「ダイニング照明」
④「リビング南側照明」
⑤「リビング北側照明」
⑥「キッチン照明」
⑦「流しもと照明」
ご覧いただいて分かる通り、細かく分けすぎているため、どのスイッチでどの照明が付くのか判断しにくいですよね。特に、LDK入り口のダウンライトは一灯のみ。ここだけ単一で灯すことは少ないように思います。
今回のダウンライトの増設に伴い、2つのスイッチが増える予定なので、このままではLDKの入り口がスイッチだらけになってしまいます(笑)
そこで、照明の配線を見直して、スイッチの数を整理することに。
①「廊下の照明」
②「ダイニング照明」
③「ダイニング梁下ダウンライト(スポットライト効果のある2灯)」
④「キッチン照明」+「LDK入り口のダウンライト(1灯のみ)」
⑤「流しもと照明」
2つのスイッチを他の照明と一緒に操作できるようにして、5つの照明スイッチになりました。
この下に調光機能付きの「リビングダウンライト(8灯)」と「リビング梁下の間接照明」が加わります。
スイッチの合計数だけ見ると依然とあまり変わりませんが、とても分かりやすくなったとYさまご家族にも大変喜んでいただきました。
ちなみにYさまにお引越し後のお部屋の様子を撮影していただきましたので、掲載させていただきます。
家具が入るとかなりお部屋の雰囲気が変わりますね。ダイニングテーブルやテレビボードの天板は、パープルハートと呼ばれる木材の一枚板を使ったものなので重厚感があります。適度にレイアウトされたグリーンも照明が当たってよりオシャレに。
寝室にもエコカラットと照明効果を
主寝室として使われる空間には、ベッドの位置を打ち合わせ時にお伺いして、ヘッドボードを造作させていただきました。このヘッドボードにもライン照明を仕込んでいるので、夜寝るときにほのかな灯りを楽しむことができます。
こちらのお部屋にもエコカラットプラス(ストーングレース/チャコールグレー)を施工しており、ヘッドボードのやわらかな灯りが当たるように工夫しています。
こちらのお部屋もベッドを実際に配置した写真をYさまより頂戴しました。
ダウンライトなど天井からの灯りは、ベッドに入ると直接目に入るので少しチカチカしますし、寝起きには眩しすぎる場合があります。
ですが、ライン照明や間接照明ならお部屋に適度な灯りをもたらしながら、直接目に入らないのでうれしいですね。
住まいの顔となる玄関はホテルライクな装いに
玄関や廊下といった限られた空間には、装飾品を置いて空間の印象を変えようとすると使い勝手が悪くなる場合も。
そんな時こそエコカラットなどがおすすめです。エコカラットやクロスなら、空間の広さを狭めることなく理想のテイストに雰囲気を変えることができます。
こちらが内覧時の様子です。新築分譲マンションの廊下はフローリングと扉のカラーリングで印象が変わりますが、もう少し特別感が欲しいですよね。
住まいの第一印象を決める玄関だからこそ、もう少し手を加えたい! そこでYさま邸ではエコカラットなどで仕上げ材を変更しました。
今回は玄関に入って左側の壁面に、リビングダイニングと同様のエコカラットプラス「グラナス ハルト(グレー)」を。さらに、廊下のクロスを壁面のみすべて変更して、白色から建具と同じ色味のモノに変更しています。
コンセントや照明スイッチのカバーの色も、目立たないものに変更しました。これで玄関からリビングダイニング、各洋室まで統一感のある住まいになりました。
[まとめ]Before→After
最後に今回のマンションオプション工事によって内装がどのように変化したか、写真で見比べてみましょう。
まずはリビングダイニングの様子です。
▲リビング/内覧時
▲リビング/完工時
▲リビング/ご入居時
続いて主寝室のBefore&Afterです。
▲洋室(主寝室)/内覧時
▲洋室(主寝室)/完工時
▲洋室(主寝室)/ご入居時
最後に玄関と廊下のBefore&Afterになります。
▲玄関・廊下/内覧時
▲玄関・廊下/完工時
いかがでしたか? リマンションではお客さまのお好みに合わせて、部分的なオプション工事はもちろん、お住まい全体の内装プランをご提案させていただきます。
オーダー家具にも対応しておりますので、テレビボードや壁面収納といった大型家具や、ダイニングテーブルやローテーブルなど脚モノと呼ばれる家具のフルオーダー提案も可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。
WORKS DETAIL施工事例データ
- 不動産名
- 日本エスリード株式会社
- マンションシリーズ名
- エスリード
- マンション所在地
- 大阪府大阪市西区
- オプション施工箇所
- リビング、キッチン、ダイニング、玄関、廊下、洋室(寝室)
- オプション工事内容
- エコカラット取り付け、クロス貼り替え、電気工事(ダウンライト、間接照明の仕込み)、配線工事(スイッチ変更)、造作家具取り付け
- マンション家具
- カップボード、ベッド用ヘッドボード
- カテゴリー
- エコカラット
- オプション価格
- 1,773,000円(税別)