こだわりいっぱいの食器棚

こだわりが詰まった食器棚
LINEでご相談頂いたK様。マンションオプションでいろいろと商品を見ていたようで、ご要望がかなりまとまっていらっしゃい
ました。
特に食器棚には、いろいろとこだわりたいポイントが多かったようで、写真とともにこうしたいというご要望を書いた紙を
写真に撮って送ってくださいました。そのため、ご提案がとてもしやすかったです。
初めてお会いしたのは内覧会の時でしたが、それまでにLINEでやり取りを重ねていたので、お部屋ではスムーズに
打ち合わせを進めることが出来ました。内覧会は時間が限られているので、プランが固まっていないと良いご提案が
難しいことがあります。時間をかけてじっくりお打ち合わせをしたからこそ、こだわりいっぱいの食器棚が完成しました。
デッドスペースを生かす
冷蔵庫のスペースを除いてカップボードを置けるスペースを目一杯活用したいというご要望でした。しかしそこには問題が。
食器棚と冷蔵庫を置くスペースの奥行きが違っている間取りだったのです。一般的な置き方をすると、食器棚と冷蔵庫の
間に無駄なスペースが発生・・・
上記のようになりがちです。こういった間取りのキッチンはわりと多いので、そういったときにぜひ、食器棚をオーダーで注文
するのをお奨めします!!というのも、結局は既製の食器棚や水屋、家電置きラックを買ったりしても微妙なスキマが出来て
しまったり、いろんなものを置くことでごちゃごちゃしてしまうからです。
キッチンはコンパクトな空間の割に物が多いので少しでも無駄なく、そしてホコリなど貯めず清潔にしておきたい部分だと
思います。
悩みを解決
食器棚の上の吊り棚は、ないと収納量が減ってしまうのであるほうが良いのですが、使い勝手が悪いと言われます。
背の低い方にとってはなおさらです。K様も背が低くて台に乗って使うのも不便だし、将来的なことを考えると・・・
と悩んでいらっしゃったようです。そこで、K様がぜひ使いたいとおっしゃったのがこちらのアイテム。
スイングダウンウォールです。バーを引っ張ると、油圧とバネの力で収納が下に降りてきます。楽に上げ下げが出来、
中の物が見通せます。奥のほうに入れた物も、スムーズに取り出せます。
価格は、この一番コンパクトなタイプで食器棚の金額に+40,000円ほどです。気になった方はぜひお問い合わせ下さい。
使い勝手へのこだわり~その1~
食器棚のカタログで見かけられたフードストッカーを採用されたいというご要望がありましたが、これは弊社でも初の試み
でした。このフードストッカーは横から物が出し入れできる仕様の引出です。通常引出は上から物を入れる仕様です。
しかも、引出の背が高いので、引き出す際にバランスが悪くなってしまう・・・そこが難点でした。
実は、このメーカーの仕様を調べてみると引き出す際にバランスが悪くならないように、引出の底にキャスターがついて
いる仕様となっていたのです。ただ、今回フードストッカーを設置するのは、カウンターの上の部分・・・。困りました。
物を置く部分の形状も複雑です。悩んだ結果、レールの取付位置の調整と、耐荷重の高いレールを使うことでクリア
しました。
使い勝手へのこだわり~その2~
奥行きの深さを利用して、ワゴンを作りました。このワゴンには買い置きのペットボトルなどを入れるのに使われるそうです。
ワゴンタイプであれば、奥の物も取り出しやすく移動させることもできるので便利ですね。
このキャスターワゴンは、ゴミ箱収納にも用いられる方法です。隠せるだけでなく、使いたいときに使いたい場所へ移動が
出来るのが人気です。
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このようにこだわりのたくさん詰まった食器棚で、少しでも家事のストレスや負担が減って下さってるといいなぁーと
思っています。実は、この後キッチンのシンク下の開き扉を引出収納にする工事も行っています。それはまた、改めて
ご紹介致します。
~PLAN~
WORKS DETAIL施工事例データ
- 住所
- 兵庫県尼崎市上坂部
- 施工箇所
- 食器棚
- 施工金額
- 495,000円(消費税、施工費別)