マンションの家電と食器のバランスを考える
こんにちは☆寒い雨の火曜日ですね。
Wood Doorです。
連載化してきている食器棚の第三弾は、
家電収納と食器のバランス について触れていきたいと思います。
最近では、便利で進化したキッチン家電がたくさんありますよね。
オーブンレンジ、ティファールに代表される湯沸かし器、トースター、フードプロッセッサー、コーヒーメーカー等々・・・
それらの家電の多くは、お料理をしながら使うのでキッチンの背面に置かれるケースが多いと思います。
併せて日々使う食器も、もちろんすぐに取れるキッチンの背面に置いておきたいものです。
家電用の背面収納等と食器棚をバラバラに買って置くとチグハグしてしまったり、
中途半端な隙間が出来てしまったりと、何かと不都合を感じることがあるかもしれません。
そのチグハグを解消するために計画的で使いやすいカップボード造りをお手伝いします。
キッチン家電を置くスペース部分に収納を合わせて設けました。毎日使い物だからこそ、使い勝手の良い腰高から自分の身長
ぐらいのところにしまえると便利です。
上部の収納は背の低い方や毎日使う食器をしまうには少し不便だという声を聞きますので、
そういう方には カタカナの「コ」かたちに似た形状のサイドキャビネットやトール収納型の形状を
お勧めしています。
ただ、それだと キッチン家電をしまうスペースが足りない となってしまうので
カウンターより下の部分にオープンスペースを設けています。そのオープンスペースにはスライド式の天板
をつけ、家電を前に引き出して使えるようにしています。
ここは主に、炊飯ジャーを置くスペース として使うことが多いです。
なぜだと思いますか?
その理由は・・・
炊飯器フタが上に開くから です。
例えばここに、オーブンレンジを置くと、扉を開けて中に食品や器を入れる際にしゃがまないといけなくなるので不便です。
その点、炊飯器はごはんをよそう時に少し前かがみにはなりますが、しゃがまなくても良いので煩わしくありません。
また使用頻度もごはんを炊くときと、よそう時のみで高くはありません
。そのため、カウンターの上に必ずしも置く必要がないのです!!
その部分に、日々使う食器を置くほうがより便利になるのではないでしょうか。
また、上から下までのトールキャビネットにして、食器だけではなく食品庫(パントリー)として使用するのもひとつです。
最後にスライド天板の便利な使い方をご紹介します。
炊飯ジャーは蒸気が出るので、家電・壁・食器棚の上吊戸棚に囲われたところで使用するのに抵抗を感じるようであれば、
カウンター天板の一部をスライドさせて前に出して使用することも可能です。(上記イラスト左)
また、お料理の盛り付けや食材の仮置き場として使える、補助天板として、カウンターの下にさらにカウンターを設けることも可能です。(上記イラスト右)
マンションを購入される際に、家電も新調されるお客様が多いです。ぜひ食器棚のご検討時にこれを買おうというご予定もお聞かせください。
その家電が入るように、使い勝手が良いように、素敵なカップボードをご提案致します。