家具職人便り|Panasonicのカップボード③
こんにちは、家具職人のヒロです。
今回は、前回紹介させていただいた以下のパナソニックのカップボードの続きです。
掲載ページはこちら:PanasonicキッチンL-classのカップボード(外部リング)
前回はアルミフレーム垂直収納扉を紹介させていただきましたが、今回はその左側にある炊飯器やケトルを置くスペースについてです。これがすごく凝った作りをしています。
扉を閉じたフラットなこの状態から、
なんと、こうなるのです。
びっくりしますよね。
画像だけでは、なかなか状況が解らないかもしれませんが、とにかくすごいのです。
下開き扉が水平収納されて、中からスライド板が出てきます。順番に紹介していきますね。
こちらが、もう一度扉を閉めた状態です。
扉を手前に開きます。
そして、その扉が収納されるのです。
更に、奥からスライド板が出てきます。
このスライド板の上に炊飯器やケトルを置くようです。
すごいですね。さすがですね。
先ず、下開き扉を水平に収納できる製品が、他にはないのです。
リマンションでも、水平収納扉で炊飯器を隠す事はありますが、上開き(フリッパードア)になります。
こちらがリマンションでよく使用します、スガツネ工業の金物です。
家具用金物には、下開きで収納できるものがなかなか無いのです。
大手企業さんはこの様な物まで開発するのですね。
正面から見ますとこの様な感じです。
レールのスペースが有りますが、大きなデットスペースは無くスッキリしています。
次回はその他の機能を説明させていただきます。お楽しみに。