マンションオプションとリフォーム専門のRe:Mansion

BLOGブログ

家具職人便り|Panasonicのカップボード③

こんにちは、家具職人のヒロです。

Re:Mansion家具職人の書いた記事一覧はこちら

 

今回は、前回紹介させていただいた以下のパナソニックのカップボードの続きです。

掲載ページはこちら:PanasonicキッチンL-classのカップボード(外部リング)

 

前回はアルミフレーム垂直収納扉を紹介させていただきましたが、今回はその左側にある炊飯器やケトルを置くスペースについてです。これがすごく凝った作りをしています。

blog_250501_img001

扉を閉じたフラットなこの状態から、

blog_250501_img002

なんと、こうなるのです。

びっくりしますよね。

 

画像だけでは、なかなか状況が解らないかもしれませんが、とにかくすごいのです。

下開き扉が水平収納されて、中からスライド板が出てきます。順番に紹介していきますね。

こちらが、もう一度扉を閉めた状態です。

blog_250501_img003

扉を手前に開きます。

blog_250501_img004

そして、その扉が収納されるのです。

blog_250501_img005

更に、奥からスライド板が出てきます。

blog_250501_img006

このスライド板の上に炊飯器やケトルを置くようです。

 

すごいですね。さすがですね。

先ず、下開き扉を水平に収納できる製品が、他にはないのです。

 

リマンションでも、水平収納扉で炊飯器を隠す事はありますが、上開き(フリッパードア)になります。

こちらがリマンションでよく使用します、スガツネ工業の金物です。

blog_250501_img007

家具用金物には、下開きで収納できるものがなかなか無いのです。

大手企業さんはこの様な物まで開発するのですね。

 

正面から見ますとこの様な感じです。

blog_250501_img008

レールのスペースが有りますが、大きなデットスペースは無くスッキリしています。

次回はその他の機能を説明させていただきます。お楽しみに。