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家具職人便り「季節の変わり目に大切な機械メンテナンス」

明けまして、おめでとうございます!

西宮工場から「家具職人便り」をお送りします。

 

今回のテーマは、家具職人の必須アイテムである木材を加工する機械の豆知識。

最近一気に寒さが増して、特に朝晩の冷え込みはきつくなりましたが、寒くなってくると機械も同じく少し動きが鈍くなってきます。

 

例えばこの「パネルソー」と呼ばれる、大材のパネルをまっすぐにカットできる機械▼

 

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パネルソーは寒くなると、アップで撮影したゴム系の部品が固くなってしまうので古いものには注意が必要です。

 

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こちらが西宮工場の一部。右側のオレンジ枠の機械がパネルソーなのですが、工場にある機械の中でもかなり大きなサイズのものです。

西宮工場のパネルソーはたくさんの家具職人が扱ってきた年代物なので仕方ないのですが、壊れてしまっては大変!

 

小まめにメンテナンスをしているので、もうちょっとがんばってもらいたいです。

 

 

ちなみに機会に不具合が起こった時、家具職人の経験や知識だけではお手上げな部分がどうしても出てきます。

そんな時は、不具合がある部分について、いつもお世話になっている「機械屋さん」に連絡しています。

 

先日も機械屋さんにちょっとしたことですが、確認の電話を入れました。

この機械屋さん、知識と技術が豊富なのに加えて、余分なコストが掛からないようにいつもこちらを気遣ってアドバイスをしてくれるすごく良い方です。

 

大掛かりな不具合の場合、現場まで機械の様子を見に来てくれますが、今回はまず電話で状況を細かく説明。すると…。

「あ~それだったら、ここをこーしてあーして、それでもダメだったらもう一度連絡ください」

と状況を伝えただけで改善方法を丁寧に教えてくださりありがたい!

 

実際に機械屋さんに言われた通りに、機械に「こーしてあーして」みると、機械屋さんが言ったとおりに機械の調子が良くなってきました。

 

やっぱりさすが!

 

リクリエイトの機械は年代物が多いのですが、日々の手入れとこうした機械屋さんのアドバイスやメンテンナンスにおかげで、いつもオーダー家具の製作がスムーズに行われています。

 

製作中の家具の様子はいつでもご見学いただけますので、興味のある方はぜひご連絡ください。

以上、西宮工場からブログをお届けしました。

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